金型業界のいまを届けるニュースサイト「金型しんぶんONLINE」

AUGUST

08

新聞購読のお申込み

ジェイテクトファインテック 難加工材の精密せん断加工技術を確立

ジェイテクトのグループ会社であるジェイテクトファインテック(栃木県宇都宮市)は培ってきた高精度な金型加工技術を活かし、高炭素鋼(SUJ2材)やステンレス材(SUS材)など難加工材に対応する高精度な精密せん断加工技術を確立、ダレレスやバリレス化を実現した。同社は今年4月、宇都宮機器、日本ニードルローラー製造、トキオ精工の3社が合併した新会社。高精度金型技術で顧客ニーズに合った高精度かつコンパクトな金型を設計製作し提供することも視野に入れる。

せん断加工はパンチ先端形状とストリッパーで適正な力で材料を押さえ、せん断するプレス技術で、材料を押さえる力が弱く、上下の刃の隙間(クリアランス)が適正でない場合などはせん断面にザラザラやサイズ不均等など破断面が広く、寸法精度が低くなってしまう。

同社は高精度加工によるパンチ先端形状と適切な加工条件(力や隙間など)を確立し、ダレレス、バリレスなせん断加工を可能にした。これにより、従来工法ではダレ8%、せん断面10%、破断面82%だった加工断面を、精密せん断加工でダレ5%、せん断面90%、破断面5%を実現し、旋削工程なしで最適なネットシェイプ化に貢献する。

金型新聞 2022年6月9日

関連記事

【金型テクノラボ】オートフォームジャパン ロバスト性の高いシミュレーション技術

製品の開発サイクルが短くなる中、シミュレーション技術に注目が集まっている。不具合を事前に予測でき、部品や金型の短納期化やコスト削減を実現できるからだ。中でも、量産時のパラメータ変動を考慮したシミュレーション手法であるRE…

大型金型の加工から計測まで
オークマ

高速高品位5面加工門形マシニングセンタ「MCR-S」 オークマの公式製品紹介は、こちらから 現場の課題  金型の加工において、加工時間そのものはもちろん、加工後にワークを3次元計測機に搬送、据え付ける時間や、型合わせ、磨…

テクノア 作業実績情報を可視化

連携型検査・工程実績収集システム 生産管理システムなどを手掛けるテクノア(岐阜県岐阜市、058-273-1445)はDX(デジタルトランスフォーメーション)を推進する連携型検査・工程実績収集システム「Ez‐Collect…

【金型の底力】ペッカー精工 新素材、自社製品の開発に力

デザインから量産まで新素材、自社製品の開発に力  デザインから試作、金型、量産まで、ものづくりの一連工程を一貫して請け負うことができるペッカー精工。金型にこだわらず事業領域を広げてきたことによって、他社にはない“総合力”…

TOWA 2020年4-12月期売上高10.2%増の207億円

TOWA 2020年4-12月期売上高10.2%増の207億円

5G向け半導体装置がけん引金型は11.8%増の62億7500万円 TOWAの2020年4-12月期の連結売上高は、前年同期比10.2%増の207億1500万円だった。次世代通信規格5G関連製品などの需要拡大に伴う半導体メ…

関連サイト