柔軟な生産体制が強み 放電加工技術や表面処理による部品加工、金型、プレス機など幅広い事業を展開する放電精密加工研究所。国内に7つの製造拠点を持つ中、福井県若狭町に構える若狭工場では抜き型を中心としたプレス用金型の設計、製…
プレス技術研究所 プレスの稼働率高めて生産性を向上【金型応援隊】
プレス技術研究所の精密レベラー「FL‐2150」は、精密金型のプレス加工の精度を安定させ、歩留まりを良くする。金型のアシスト役としてプレス加工の生産性向上に貢献する。
同製品はロールの径を出口側に近いほど太くしてレベリングの矯正力を強め、残留応力を減らして材料の変化を抑制し歩留まりを上げる。同時に材料の表面硬度も上がるため、金型の刃の入りが良くなり型の長寿命化につながる。

また、材料交換時の金型の調整頻度も減り、その分プレスが稼働し続けるため生産性が上がる。コネクタなど電子部品関連を手掛けるプレス加工・金型メーカーへの普及も目指す。
「精密レベラーのデモ機を無料で貸し出しているので、まずは試してみてほしい。実際に使うことで違いが分かる」(河原社長)
会社概要
- 本社:大阪市鶴見区横堤1‐5‐44
- 電話:06・6911・1191
- 代表取締役:河原正和氏
- 事業内容: プレス加工周辺自動化装置の開発・販売
- 従業員:25人
- 設立:1956年
金型新聞 2024年12月10日
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