バイオプラの加工デモ 放電精密加工研究所(横浜市港北区、045・277・0330)は12月5、6日の2日間、大和事業所(神奈川県大和市)でプライベートショーを開催した。サーボプレス機事業や金型事業の取り組みを紹介。2日間…
七宝金型工業 COSTAMP社と業務提携
金型のメンテや技術で協力
ダイカスト金型メーカーの七宝金型工業(愛知県津島市、0567・24・8787)はイタリアの金型メーカーであるCOSTAMP社と業務提携した。国内で需要増が見込まれるギガキャスト金型において、七宝金型工業がCOSTAMP社の製作した金型の修理やメンテナンスを担い、COSTAMP社からは技術的な相談やサポートなど協力体制を得て、ギガキャスト金型の技術交流や販路拡大を目指す。
ギガキャストの金型は従来の大型ダイカスト金型よりサイズが大きく、超大型設備への投資や複雑な形状に対する型設計、成形サイクルタイムなど課題も多い。七宝金型工業の松岡寛高社長は「ギガキャスト金型には設計や熱コントロールなど様々なノウハウが求められる。それをCOSTAMP社から技術サポートを受けることで、我々もギガキャストについて学び、技術の発展に貢献したい」と意気込む。

一方、COSTAMP社では2020年からギガキャスト金型の製作に取り組み、大型鋳造機メーカーであるIDRA社(イタリア)とも提携。金型製作から試作(トライ)まで手掛けているが、日本に工場はなく協力企業を探していた。
七宝金型工業は大型ダイカスト金型を得意とし、国内工場ほかメキシコ工場を展開。北米でCOSTAMP社と協力関係を築いたことをきっかけに、国内のギガキャスト需要を見込み、連携を密にすることで合意した。松岡社長は「COSTAMP社ではギガキャスト金型の引き合いが増えている。今後は北米市場も視野に入れ、営業強化を図り、当社工場や協力ネットワークを用いて、互いの成長につなげたい」。
金型新聞 2024年12月10日
関連記事
AGFなど搬送の自動化も視野 プレス金型やプレス加工を手掛ける伊藤製作所(三重県四日市市、059・364・7111)は増設したプレス工場でプレス加工の自動化ラインを稼働させた。新たに受注した車載・電子部品に対応する順送プ…
シェアリングで新たなモノづくりを プレス金型やプラスチック金型などを手掛けるサンワ金型は同じく安城市内に新工場を建設し、11月に稼働する予定だ。同社はプレスやプラスチック金型で培った高硬度材加工や3次元形状加工を強みに、…
ワークス(福岡県遠賀町、093-291-1778)は、直径0・1㎜のガラスレンズ金型を開発した。独自の微細なナノ多結晶ダイヤモンド工具で加工し実現した。これまでの最小径は0.5㎜で、世界最小クラスという。従来は難しい超小…
生産管理システムなどを手掛けるテクノア(岐阜県岐阜市、058-273-1445)は同社HP上で『オチを決めるのは君だ!第1回ものづくり大喜利グランプリ』を開催し、大賞、見ル野栄司賞、テクノア特別賞、優秀賞、SNS賞の受賞…


