自動車の骨格部品のプレス金型を手掛けるオオイテック。特に高張力鋼板(ハイテン材)向け金型を得意とし、豊富な実績を持つ。軽量化ニーズによってハイテン材の需要が増加する中、生産性のさらなる向上を図り、ビジネスの拡大を狙う。M…
七宝金型工業 COSTAMP社と業務提携
金型のメンテや技術で協力
ダイカスト金型メーカーの七宝金型工業(愛知県津島市、0567・24・8787)はイタリアの金型メーカーであるCOSTAMP社と業務提携した。国内で需要増が見込まれるギガキャスト金型において、七宝金型工業がCOSTAMP社の製作した金型の修理やメンテナンスを担い、COSTAMP社からは技術的な相談やサポートなど協力体制を得て、ギガキャスト金型の技術交流や販路拡大を目指す。
ギガキャストの金型は従来の大型ダイカスト金型よりサイズが大きく、超大型設備への投資や複雑な形状に対する型設計、成形サイクルタイムなど課題も多い。七宝金型工業の松岡寛高社長は「ギガキャスト金型には設計や熱コントロールなど様々なノウハウが求められる。それをCOSTAMP社から技術サポートを受けることで、我々もギガキャストについて学び、技術の発展に貢献したい」と意気込む。

一方、COSTAMP社では2020年からギガキャスト金型の製作に取り組み、大型鋳造機メーカーであるIDRA社(イタリア)とも提携。金型製作から試作(トライ)まで手掛けているが、日本に工場はなく協力企業を探していた。
七宝金型工業は大型ダイカスト金型を得意とし、国内工場ほかメキシコ工場を展開。北米でCOSTAMP社と協力関係を築いたことをきっかけに、国内のギガキャスト需要を見込み、連携を密にすることで合意した。松岡社長は「COSTAMP社ではギガキャスト金型の引き合いが増えている。今後は北米市場も視野に入れ、営業強化を図り、当社工場や協力ネットワークを用いて、互いの成長につなげたい」。
金型新聞 2024年12月10日
関連記事
シェアリングファクトリーが提供する、中古機械や設備をユーザー同士が直接売買できる製造業版の「メルカリ」のようなサービスが好調だ。流通額が年間1億円を超えるなど、毎年3割以上取引を伸ばしている。 登録商品は工作機械を中心に…
研削・研磨工具を手掛けるイチグチは、顧客のニーズに合わせた多種多様な製品を揃える。金型の修正やメンテナンス作業にも活用できる。簡単に扱えて汎用性が高いのが特長だ。 「マイクロフラップホイル」は、3㎜の細い軸径で凹凸面や曲…
自社ECサイトで販売中 自動車シートなどウレタン発泡用金型やアルミ鋳造を手掛ける東亜成型(大阪市西淀川区、06・6474・5688)は自社製品であるグリルプレート『グリルQ』に続き、『マッスルジョッキ』が大阪市のふるさと…
12000tの金型に対応 大型のダイカストマシンで、アルミ部品を一体鋳造する「ギガキャスト」。トヨタ自動車やリョービが参入を表明し、注目を集めている。ただ、国内でギガの量産金型を手掛けた企業はほとんどない。 三重県の共立…
