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松井製作所 金型温調器を発売

大型や多数個取りにも対応

プラスチック成形用設備・システムの製造販売を手掛ける松井製作所(大阪市中央区、06・6942・9555)はこのほど、金型温度調節器「MC6シリーズ」を新発売した。同製品は、大型金型や多数個取りの成形にも対応が可能。水管数が多く、形状が複雑で温度管理が難しい金型においても、強力な吐出能力によって安定した温度管理を実現する。

同シリーズには多段式渦巻ポンプを採用。流量の増大化が図られており、多様な成形条件に柔軟に対応する。ポンプはステンレス製で、防錆性に優れ、低振動・低騒音を実現した。

「MC6シリーズ」

コントローラー部分には、「PID制御(フィードバック制御)」が搭載されており、設定温度と実際の温度の差を自動的に補正する。また、即応性に優れた「SSR(無接点リレー)」を用いたヒーター制御と、応答性に優れた「K熱電対」を温度センサーとして採用し、高精度な温度管理を可能にしている。

ラインアップには、最大流量42L/分~250L/分(50‌Hz稼働時)までに対応する4つのモデルを揃えた。内部レイアウトの見直しにより、従来の機能性を損なうことなく小型化を実現し、現場のスペース効率を大幅に向上させる。

コントローラー部分をタッチパネルに変更するオプションを用意し、視認性と操作性を高めた。ほかにも給水フィルターやマニホールドの変更などもオプションに取り揃える。

英語と中国語はもちろん、スペイン語、ポルトガル語、韓国語、タイ語と多言語に対応しており、外国人従業者も扱える仕様となっている。

昨年の12月に発売し、この2月より順次出荷を開始していく予定で、販売価格は現在調整中となっている。

また、同社は製品導入時に国際基準規格「OPC—UA」にも対応する。

産業通信用のデータ交換標準で、製品導入時に接続する機器や管理システム、メーカーに関係無く安全で信頼性の高いデータ交換が可能となる。 プラットフォームに依存せずリアルタイムの生産データや履歴データを監視制御システムと連携させて管理できることから、近年はプラスチック成形業界でもこの技術の普及が進んでいるという。

金型新聞 2025年1月10日

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