金型業界のいまを届けるニュースサイト「金型しんぶんONLINE」

FEBRUARY

18

新聞購読のお申込み

西部電機 ワイヤ放電加工機の工場新設

生産能力1・5倍に

西部電機(福岡県古賀市、092・941・1500)はこのほど、本社にワイヤ放電加工機の工場を新設した。自動化設備の導入などによる効率化で生産能力を1・5倍に高める。海外など成長市場の需要に応える。

新工場は3階建て(延床面積1万1700㎡)で、1階でワイヤ放電加工機を製造する。製造プロセスのデジタル化や無人搬送機を導入したほか広い出荷スペースを設けて生産効率を高め月産能力を120台(従来80~90台)に引き上げる。

太陽光発電も導入した
月産能力を80〜90台から120台に高める

西部電機は2024年4月、新中期経営計画「Seibu Vision 2027」を発表した。ワイヤ放電加工機を手掛ける精密機械事業は年間売上高を2027年度にも170億円(23年度123億円)に伸ばす計画だ。

その成長のエンジンと想定するのが電気自動車(EV)やレンズ、半導体リードフレームなどの金型向けや、北米、東南アジアなど海外市場。ワイヤ放電加工機をそれらの市場に安定供給するため今回、新工場を建設した。

新工場は設備の効率化によりCO2排出量を低減したほか、太陽光発電によるグリーンエネルギーを導入。社員食堂やトレーニングルームなども設置するなど社員が働きやすい環境を目指した。

金型新聞 2025年1月10日

関連記事

豊実精工 完全クロムフリーの薄膜【金型応援隊】

豊実精工が開発した完全クロムフリーの「ERIN被膜」が注目を集めている。防錆・耐摩耗セラミックコーティングで、空隙のない緻密な薄膜(2μm±1μm)だ。 被膜硬度はHv1000~1200で、耐摩耗性はDLCの2倍、硬質ク…

三菱電機 誰でも簡単に高品位加工【特集:放電加工〜最新技術はこう使え〜】

ワイヤ放電加工機「MGシリーズ」、加工条件設定にAI活用 ワーク形状によって微妙な加工条件の設定が必要になるため、技能者によって加工レベルに差が出るワイヤ放電加工。三菱電機が13年ぶりに刷新したワイヤ放電加工機「MGシリ…

富士テクニカ宮津が金型の焼入れを自動化、レーザー焼入れにより品質安定、手戻りも削減

自動車用プレス金型メーカーの富士テクニカ宮津(静岡県駿東郡)はロボットを活用し、金型の焼入れの自動化を進めている。自動化システムは、親会社である東洋鋼鈑(東京都品川区)グループ会社の鋼鈑工業(山口県下松市)と協働で開発。…

J-MAX 連結では増収増益 22年4-9月期決算

J‐MAXの2023年3月期 第2四半期の決算(連結)は、タイにおける活動制限緩和に伴う内需拡大により生産・販売ともに前年同期を上回ったものの、中国では半導体不足・上海ロックダウンなどにより大幅に減少。日本でも依然、生産…

明星金属工業 魂の伝達式 マツダ「CX‐80」のルーフとリフトゲート

金型手掛けた努力や達成感分かち合う 自動車のプレス金型メーカー、明星金属工業(大阪府大東市、072・877・1661)は昨年12月10日、本社で「魂の伝達式」を開いた。マツダの新型SUV「CX‐80」で手掛けたプレス金型…

トピックス

関連サイト