サスペンションなどの自動車用プレス金型や生産設備などを手掛けるヨロズエンジニアリング(山形県東田川郡)は、2026年度までに金型生産のリードタイムを50%減(24年度比)にする取り組みを進めている。同社の24年度の金型生…
C&Gシステムズ NTTデータのCAD/CAMをグループ化
DXや自動化事業強化
C&Gシステムズは、NTTデータエンジニアリングシステムズの金型向けCAD/CAM「Space-E」などを手掛ける製造ソリューション事業をグループ化すると発表した。両社の知見を活かし、AI活用や自動化を支援するインテグレータ機能を強化する。2030年にグループで売上高100億円を目指す。
C&Gシステムズは4月1日、純粋持ち株会社CGSホールディングスを設立。その傘下にグループ事業管理会社「CGS」と事業会社「C&Gシステムズ」をの体制に再編。一方、NTTデータエンジは7月1日、製造ソリューション事業を分社化し、「NDES」として発足させる。CGSがNDESに4億3100万円出資し、51%の株式を取得する。製品供給やサポートはこれまでと同じく、C&Gシステムズ、NDESがそれぞれ行う。

両社が持つデジタル技術や金型づくりに関する知見を活かし、DX事業を強化する。具体的にはAIなどの要素技術開発を共同で進めるほか、型設計から製造までを自動化できる機能の開発などを強化する。また、金型加工にとどまらず金属加工への展開を進めるほか、ASEANを中心としたアジアを中心にグローバル展開を強化する。
C&Gシステムズの24年12月期の売上高は約38億円を見込む。子会社化するNDESの売上高は非公表だが、シナジー効果などで28年には売上高80億円、30年には100億円を目指す。
金型新聞 2025年2月10日
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