自動車産業で急速にニーズが高まっている超大型のアルミダイカスト技術「ギガキャスト」。部品点数の削減や製造工程の簡素化などといった利点があり、国内外の自動車メーカーで導入が進んでいる。新潟県柏崎市に本社を構える米谷製作所は…
小林機械 中古機械の簡易審査リース開始
100〜500万円の機械が対象
小林機械(群馬県館林市、0276・74・4406)はこのほど、みずほリース(東京都港区)と提携し、簡易審査による中古機械のリースを開始した。動産総合保険を付与し、割賦販売にも対応する。現金での一括購入が一般的な中古機械において初期投資負担の軽減に貢献する。
対象は同社展示場内にある100~500万円の機械。マシニングセンタや放電加工機、三次元測定機など同社が在庫する中古機械の6~7割程度が対象になるという。創業または設立1年以上の法人向けに提供する。

商談や機械の納品は顧客と小林機械の間で行われ、契約や支払いは顧客とみずほリースの間で行われる。リース契約の場合はみずほリースが固定資産税の申告や納付を行う。契約期間は3~5年。
通常のリースでは審査申請から1週間~10日前後かかるが、簡易審査では原則、翌営業日には審査回答が可能となる。「ものづくりが変革期にある中、設備投資のスピードや柔軟性が求められるようになっている。初期投資への財務負担を軽減し、市場ニーズに応えていきたい」(小林竜輝常務)。
同社は2023年に中古機械をサブスクリプション(定額制)で提供するサービスを開始。設備投資における柔軟な手段を提供してきた。今後は簡易審査リースの対象金額を広げ、より多くのニーズに応えていく考え。
金型新聞 2025年2月10日
関連記事
レーザー溶接・金型補修機器メーカーのテラスレーザー(静岡市駿河区、054-270-7798)はこのほど、光産業創成大学院大学(浜松市西区)主催の光技術を使った事業計画を競うビジネスコンテスト「フォトニクスチャレンジ202…
顧客創造型の営業支援ツールを販売 冷間鍛造金型などを手掛けるヤマナカゴーキン(大阪府東大阪市、072・962・0676)は営業支援ツール開発や中小企業向けDX支援を行う新会社『セーレンス』(東京都中央区、03・6280・…
黒田精工(川崎市幸区、044-555-3800)がモータコア用金型などを手掛ける金型事業の強化に乗り出した。10月に伊藤忠丸紅鉄鋼グループと合弁でモータコア製造会社を設立すると発表。設立時期は2023年1月を予定。また、…
ジェイテクトのグループ会社であるジェイテクトファインテック(栃木県宇都宮市)は培ってきた高精度な金型加工技術を活かし、高炭素鋼(SUJ2材)やステンレス材(SUS材)など難加工材に対応する高精度な精密せん断加工技術を確立…



