山中支部長が再任 日本金型工業会西部支部(山中雅仁支部長・ヤマナカゴーキン社長)は第10回定時総会を対面式で行い、役員改選の末、山中支部長が再任された。今期は①金型の将来性を考える②自社の魅力を発信し顧客獲得に努める③新…
【年頭所感】 日本金型工業会 会長 山中 雅仁氏
「稼ぐ力」と「ワンボイス」
産業界では、グローバル化、デジタル革命、少子高齢化の進行による労働力不足、生産性と賃金水準向上の両立など まさに大転換期を迎えており、そのトレンドに素早く、かつ柔軟に先回りして対応できる企業が生き残れる時代と痛感しております。工業会では、そのような厳しい環境にあっても、「金型業界は、多くの社会課題やお客様のお困りごと解決のツールを提供できる持続可能な企業集団」として、社会的な使命感を胸に、会員相互のネットワークとシナジーを高め、研鑽を深めてまいりました。
報道などを見ると、令和7年もメガトレンドは変わらず、主要顧客の自動車産業の構造変化など企業を取り巻く環境は、依然厳しいものがありますが、このようなVUCA時代を生き抜くためには、積極的に仕掛けることがとても大事と思う次第です。
そこで、私の新年の抱負として“「稼ぐ力」と「ワンボイス」で積極的に仕掛ける”を掲げました。「稼ぐ力」は、付加価値を生み出す力とされるのが一般的ですが、それを「成長戦略」と置き換え、「商品企画開発力アップ」「業界の魅力度アップ」「価格交渉力アップ」「市場拡大施策の推進」などのキーワードから、皆さまと議論を進めていければと考えています。たとえば、商品企画や開発面では、ビッグデータの収集・分析の活用、個社の技術力強化にとどまらない産学・数社連携のオープンイノベーションやシナジー連携などもこれにあたります。
また、一昨年に日本金型工業会より発信した「金型取引ガイドライン」は、公正取引の政府指針もあり、関係先様から理解を得られるものになりました。これを緒とした「ワンボイス」活動ですが、今年は、更に時代の流れに則したコンプライアンスや経済安全保障の観点、関係先様との共存共栄・イコールパートナーシップの考えの基、引き続き推進していく所存です。
一方で、これからも金型業界が変わらぬ社会的使命を果たす企業集団であり続けるには、何よりも人財力の結集があっての賜物です。一人ひとりが、ワクワクする魅力ある業種でヤリガイ感、働きがいをもって仕事に従事している、こんな姿を目指していきたいと考えています。そこで、工業会では、教育プログラムの更なる充実や個性ある支部活動を通じて「人づくり」に尽くしてまいります。
関連記事
生活の歴史を体感 日本金型工業会(小出悟会長、小出製作所社長)は7月29日、第23回新潟地区会を開催した。新潟地区会員など16人が参加。KYOWAクラッシックカー&ライフステーション(新潟県三条市)と三条市立大学…
NPOアジア金型産業フォーラムは1月27日、オンラインで脱下請けの現状と展望について講演会を開く。講師は日本金型工業会で学術顧問を務める横田江悦二郎氏で、「日本のものづくりは世界一=日本の金型は世界一」をテーマに講演する…
永年勤続優良従業員を表彰 旭日単光章受章したマルスン・鈴木会長に記念品 日本金型工業会(小出悟会長)は第48回「金型の日」の式典をメルパルク名古屋で開き、永年勤続優良表彰で36社・145人が表彰されたほか、春の叙勲で旭日…
東北金型工業会(脇山高志会長・プラモール精工社長)はこのほど、新たに3つの分科会が発足。同工業会の活性化を目指し、工場見学やセミナーなどを通じ、会員同士の密な交流や情報交換、対外的なPR活動を行う。 分科会は工場見学交流…
