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田口型範が金属加工メーカーを買収

手掛ける業種増やし、事業拡大

鋳造金型メーカーの田口型範(埼玉県川口市)は昨年12月、金属加工メーカーの最上製作所(埼玉県八潮市)を買収した。最上製作所は日用品や食品などに使われる紙箱を製造する機械の部品加工を主に手掛け、金型のプレート加工なども請け負う。田口型範の田口脩一郎社長は「最上製作所の仕事は自社が手掛けていない別業種の顧客のため、さらなる事業拡大が見込める。また、金型関連の仕事も請負っており、親和性も高いため、買収に至った」と話す。

今年の1月から新体制がスタート。協業体制を築いている最中だ。すでに、田口型範が請け負った金型関連の仕事を最上製作所に委託し始めている。「現状は、金型のプレートや定盤加工などの仕事が多いが、将来的には金型の形状加工も任せたい。そのために教育体制を作っているところだ」(田口社長)。

また、最上製作所の人手が足りない際は、田口型範に仕事を委託するケースもある。「今まで請負いきれなかった仕事を田口型範に任せることができれば、全体の売上向上につながる」(田口社長)。

今後について田口社長は「数年後、自社との相乗効果で最上製作所の売上を約2倍まで引き上げたい。そのために最上製作所の従業員を増やしていく予定だ」と話した。

会社概要

田口型範

  • 本社:埼玉県川口市中青木2-20-15
  • 創業:1947年
  • 従業員:130人
  • 事業内容:鋳造用木型・金型の設計製作、インペラ加工、部品加工など

最上製作所

  • 本社:埼玉県八潮市大字西袋658-3
  • 創業:1980年
  • 従業員:14人
  • 事業内容: 機械部品加工、金型プレート加工など

金型しんぶん2026年5月10日号

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