金型業界のいまを届けるニュースサイト「金型しんぶんONLINE」

NOVEMBER

02

新聞購読のお申込み

シー・アイ・エム総合研究所 Dr.工程シリーズを刷新

より安価に多くの機能を利用

シー・アイ・エム総合研究所(東京都目黒区、03・5745・1181)はこのほど、個別受注生産に特化した工程管理システム「Dr.工程シリーズ」を刷新し、「Dr.工程Naviシリーズ」を発売。製品バリエーションの増加により、ユーザーはより多くの選択肢から最適なものを選ぶことができる。

新シリーズは工場の規模や管理体制に合わせ、①「Dr.工程Navi Basic(現場主導型の日程調整)」、②「Dr.工程Navi Standard(人または設備の単一リソースを自動スケジュール)」、③「Dr.工程Navi Enterprise(人と設備の複数リソースに対し、細かい条件設定を加味した自動スケジュール)」の3つのエディションを用意する。管理体制にフィットするエディションを選択して導入でき、運用レベルに合わせてシステムのレベルアップが容易となる。

新シリーズは、より安価に多くの機能を利用できるのが特長だ。使用するデータベースをOracle(オラクル)からオープンソースのPostgre(ポスグレ)SQLに変更したことで、導入コストを削減。顧客からニーズが多かった大日程ベースの日程管理機能を全エディションで利用可能にした。「大日程ベースの日程管理は、受注単位で何をいつまでにやるかといったマイルストーンに特化した管理が可能。全体像を把握し、対策を検討できるため、この機能を利用したいという声は多かった」(五十嵐哲哉取締役)。

また、オプションだった原価管理機能やCSVファイルの取り込みインターフェ—スを全エディションに標準装備。多言語環境(マルチランゲージ)にも対応している。「新シリーズは同一のシステム基盤で開発したため、機能追加時に全エディションへスムーズに反映できる。顧客の要望に対し、柔軟な対応が可能だ」(五十嵐取締役)。システムの導入は、買い切りとサブスクリプションから選ぶことができる。

今後はさらなるシステムの改良を進める。五十嵐取締役は「見積もりや、注文書の印刷などの購買機能を追加したい」と話す。また、「将来的には、工作機械の動作を感知し、自動的に生産計画を更新する連携機能なども視野に入れている」と語った。

金型しんぶん2026年5月10日号

関連記事

シミュレーションソフト【Breakthrough!】

金型のユーザーニーズとして普遍的なものが短納期化。昨今は開発期間の短縮など金型生産に費やす時間が短くなっているほか、コスト削減のため工数削減(手戻り削減)が大きな課題となっている。そこで重要なのがCAEの有効活用だ。近年…

精密、高精度 ニーズに応える型材・部品特集

 超精密、高精度、短納期、長寿命化—。こうした高度化する金型へのニーズに対応するには、あらゆる加工技術や素材技術が必要だ。中でも、鏡面性が得られるのか、離型性が高いのか、長寿命化が図れるのかなど、金型の本質的な機能に直結…

刃先交換エンドミルに
ダイジェット工業

高硬度材用インサート  ダイジェット工業(大阪市平野区、06・6791・6781)は、刃先交換式ボールエンドミル「ミラーボール」に高硬度材加工用インサート「TSインサート」を追加し発売した。  加工時の発熱を抑えるため、…

DMG森精機 大型ワークの積層に対応

レーザ金属積層造形機 DMG森精機は旋削とミーリング加工を1台で行う複合加工機にレーザ金属積層造形技術であるアディティブマニュファクチャリング(以下AM)を融合したレーザ金属積層造形機「LASERTEC 3000 DED…

【特集:2024年 金型加工技術5大ニュース】3.デジタル

管理、調達を効率化 近年の金型工場では人手不足が深刻化しており、デジタル技術の導入による製造工程や管理工程などの効率化に向けた取り組みが加速している。多くの企業がセンシング技術を活用した見える化をはじめ、ITツール導入に…

トピックス

関連サイト