生成AI、5Gの進展や、EV化による電子部品の増加により、半導体市場の継続成長が見込まれている。同時に半導体を熱・光・物理的衝撃などの外的要因から保護するための半導体封止に用いられる半導体封止金型の需要も増加傾向にある。…
シー・アイ・エム総合研究所 Dr.工程シリーズを刷新
より安価に多くの機能を利用
シー・アイ・エム総合研究所(東京都目黒区、03・5745・1181)はこのほど、個別受注生産に特化した工程管理システム「Dr.工程シリーズ」を刷新し、「Dr.工程Naviシリーズ」を発売。製品バリエーションの増加により、ユーザーはより多くの選択肢から最適なものを選ぶことができる。
新シリーズは工場の規模や管理体制に合わせ、①「Dr.工程Navi Basic(現場主導型の日程調整)」、②「Dr.工程Navi Standard(人または設備の単一リソースを自動スケジュール)」、③「Dr.工程Navi Enterprise(人と設備の複数リソースに対し、細かい条件設定を加味した自動スケジュール)」の3つのエディションを用意する。管理体制にフィットするエディションを選択して導入でき、運用レベルに合わせてシステムのレベルアップが容易となる。
新シリーズは、より安価に多くの機能を利用できるのが特長だ。使用するデータベースをOracle(オラクル)からオープンソースのPostgre(ポスグレ)SQLに変更したことで、導入コストを削減。顧客からニーズが多かった大日程ベースの日程管理機能を全エディションで利用可能にした。「大日程ベースの日程管理は、受注単位で何をいつまでにやるかといったマイルストーンに特化した管理が可能。全体像を把握し、対策を検討できるため、この機能を利用したいという声は多かった」(五十嵐哲哉取締役)。
また、オプションだった原価管理機能やCSVファイルの取り込みインターフェ—スを全エディションに標準装備。多言語環境(マルチランゲージ)にも対応している。「新シリーズは同一のシステム基盤で開発したため、機能追加時に全エディションへスムーズに反映できる。顧客の要望に対し、柔軟な対応が可能だ」(五十嵐取締役)。システムの導入は、買い切りとサブスクリプションから選ぶことができる。
今後はさらなるシステムの改良を進める。五十嵐取締役は「見積もりや、注文書の印刷などの購買機能を追加したい」と話す。また、「将来的には、工作機械の動作を感知し、自動的に生産計画を更新する連携機能なども視野に入れている」と語った。

金型しんぶん2026年5月10日号
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