ウエブで見積り・発注 プラスチック金型用部品を手掛けるエィテーケィタカシノ(東京都品川区、03・6367・0007)はこのほど、ウエブサイト上で簡単にエジェクタピンの見積もり、発注が可能な注文システムを開発した。今年6月…
糸引き防ぎ、成形効率向上
フィーサ
シャットオフノズル40年ぶりフルモデルチェンジ

フィーサ(東京都大田区、03・3754・0661)はこのほど、射出成形時の「糸引き」や「タレ落ち」を防ぐ「プラゲートシャットオフノズル」を40年ぶりにフルモデルチェンジした。内部構造を見直し、製品強度や、メンテナンス性を向上させた。成形品の不良率低減やサイクルタイム短縮につなげられる。
「プラゲートシャットオフノズル」は、金型開閉時に樹脂が糸状に伸びる「糸引き」やノズルから樹脂が垂れる「タレ落ち」を防ぐ。あらゆる成形機に取り付けることができ、幅広いユーザーに採用されてきた。
40年ぶりにフルモデルチェンジした「NRSシリーズ」は、内部部品を一新。製品の強度を向上させたほか、シンプルな設計にすることでメンテナンスも容易にした。
糸引きやタレ落ちを防ぐことで、成形品の不良率が低減できるだけでなく、成形サイクルタイムの短縮にも繋げられる。営業担当の安藤陽介氏は「コールドスラッグの減少、冷却時間の短縮など、『NRS』は成形効率を改善し、生産性向上に寄与する」。
金型新聞2019年4月10日
関連記事
「ロギング装置」 サーボプレスや卓上プレス機などの製造・販売を手掛けるシージーケー(広島市佐伯区、0829・86・2061)は4月25日、レーザー光の反射を利用してプレスの下死点位置を計測しロギング(記録)する「下死点…
高い冷却効果 アッサブジャパン(東京千代田区、03-5226-3781)は、独自の3Dプリンタ用粉末を使った金属3Dプリンタの造形サービスを開始する。高い冷却効果が求められるダイカスト部品において、焼付きやヒートチェック…
大物金型向けを強化 牧野フライス製作所は中・大物金型向けの製品の品ぞろえを拡充する。2月24日、大型の5軸制御立形マシニングセンタ(MC)と、大型NC放電加工機を同時に発売した。インパネやバックパネルなど自動車の意匠性…
雄ねじの加工では鍛造と切削や転造などの2つ以上の工程を必要とする。工数が多くなるため、リードタイムの悪化やコストアップという課題が指摘されてきた。当社ではコンパクトな「ねじ加工性金型」を開発し、金型内で一貫してねじ転造が…