ワークス(福岡県遠賀町、093-291-1778)は、直径0・1㎜のガラスレンズ金型を開発した。独自の微細なナノ多結晶ダイヤモンド工具で加工し実現した。これまでの最小径は0.5㎜で、世界最小クラスという。従来は難しい超小…
ルッドスパンセットジャパン オックスルッドの吊り具販売
長さやスペック自在に
ルッドスパンセットジャパン(大阪市西区、06・6536・8807)は、オックスルッドリフティングソリューションズ社(スペイン)の吊り天秤の販売を始めた。用途に合わせて長さやスペックを柔軟に変更できるのが特長で、現在取り扱うフックやチェーンなどと組み合わせて金型やコイル材向けの吊り具をトータル提案していく。
新たに販売を開始したのは、「スプレッタビーム」と「エコビーム」。スプレッタビームは数種類あるユニットを組み合わせて用途にマッチする長さ(最小0・5~最大36m)に調整できる。コーナーユニットとつなげてスクエアフレームを作ったり、伸縮ユニットを追加し長さを自在に調整したりすることもできる。
エコビームはスペックをカスタマイズできるHビーム。一点吊りや二点吊り用のプレートやスタンド、フォークリフトポケットなどのアクセサリを取り付けて、使い方に合うスペックにできる。改造や点検、アクセサリの交換が容易で新規投資や交換のコストや手間を抑えられる。
ルッドスパンセットジャパンは、ルッド社(独)のフックやチェーン、リフティングポイントをはじめ、スパンセット社(独)の繊維スリング、エレビア社(スペイン)のフックなど海外の吊り具を輸入販売している。ただ、吊り天秤の取り扱いは、特注品はあるものの標準品は無かった。
ルッドスパンセットジャパンによると、自動車部品のプレス金型など大型重量物の工場内搬送で作業の安全性を高めるため、フックやチェーン、吊り天秤などの吊り具をトータルで提案して欲しいというニーズが増えているという。取扱商品にオックスルッド社の吊り天秤を加えることで、そうした需要に応えられるようにする。
オックスルッド社は2024年7月、CFB社(スペイン)が吊り天秤事業(オックスブランド)を分離し、ルッド社と共同出資で設立。両社の販売ネットワークを通じ、世界で順次、拡販を進めている。
金型新聞WEB限定
関連記事
保護クリームを販売 トリオ商事(愛知県瀬戸市、0561-83-6711)は皮膚に塗布することで角質層に目に見えない強力な保護膜(バリア)を作り、研削液や切削液による手肌の荒れを守る皮膚保護用クリーム「ハイテモール」を販…
加工した後、機上で測定オプション2種発売 岡本工作機械製作所(群馬県安中市、027-385-5800)はこのほど、2種類のCNC研削盤用ソフトウェアを開発したと発表した。同社製研削盤にオプションとして搭載可能。全自動で…
SLM式で小物を造形 子会社REALIZER社とコラボ DMG森精機はこのほど、積層造形技術のセレクティブレーザメルティング方式(以下、SLM)を用いたLASERTEC30SLMの受注を始めている。同製品は今年2月に子…
ソリッドラジアス ダイジェット工業(大阪市平野区、06-6791-6781)は、熱の発生を抑える低抵抗な刃先と強靭な高硬度材用新材種を採用した4枚刃のソリッドラジアスエンドミル「ハード1ラジアス」を発売した。 荒…