日本金型工業会西部支部・型青会(清水一蔵会長・福井精機工業社長)は10月21日、会員で冷間鍛造金型を手掛ける阪村エンジニアリング(京都市伏見区)の工場見学会を開催した。 阪村エンジニアリングは、フォーマーメーカー阪村機械…
【年頭所感】岐阜県金型工業組合理事長・黒田 隆
「もの言う金型」業界

誰もが予想できない、「コロナ」というウィルスにより人間の活動が封じ込められ世界中が停滞、決め手が見つからない、抗いようもない波に流され、世の中は大きく変わらざるを得ない事態となっております。
私たちの業界も、今年は非常に見通しの立たない年になるのではないかと危惧しております。その渦中にあって、1人1人の英知を絞り「固まり」で新しい流れを探す、独自の強みを創り出したりさらに磨きをかけて他との連携・・等どうすべきが正解なのか、いかに活路を見出すか、いかに従業員を守るか、いかに会社を…と悩みの種は尽きない状況が続く中でも止まらない、止めてはいけないのが「ものづくり」だと考えます。
アナログからデジタルに変わったものづくりの世界でも、「人」の力なしに回るわけではありません。
受け身ではなく発信していく「ものづくり」が求められていくのではないでしょうか。溢れかえる情報を精査し、培った経験値と技術で「もの言う金型」業界にできないものでしょうか。
金型新聞 2021年1月10日
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