逆境乗り越え、攻め 需要の国内回帰広がる 厳しい経営環境が続いてきた日本の金型業界。 しかし、 ここに来て円安によるユーザーの国内回帰や、一部で需給バランスが改善するなど、好転の兆しも見え始めた。 過酷な時期を乗り越え…
【金型生産実績】2020年11月 8.9%減の300億1,500万円
プレス型は4.5%増、プラ型は1.8%減
2020年11月の金型生産は、前年同月比8.9%減の300億1,500万円となった。前月比では15.5%増と大幅に増加した。数量は前年同月比6.6%減の3万8,308組、重量は5.1%減の1万766トンとなった。
プレス用金型は、数量が前年同月比10.3%減少、 金額は同4.5%増の130億9,800万円と増加した。前月比では、金額ベースで39.2%増と大きく増加した。前月の落ち込みが大きかった。プラスチック用金型は数量が前年同月比11.9%増となったものの、金額では同1.8%減の113億5,800万円と微減。鍛造用金型は前年同月比43.4%減の14億6,900万円と12カ月連続の2桁減。前月比では5.7%減に踏みとどまった。ゴム用金型も同26.9%減の6億3,500万円と2桁減が7カ月続いているが、前月比では3.0%増と2カ月連続で前月を上回った。ダイカスト用金型は同36.6%減の23億8,100万円、鋳造用金型は同42.7%減の4億6,600万円、粉末冶金用金型は同34.9%減の3億9,500万円、ガラス用金型は同6.0%増の2億1,300万円となった。鍛造用金型やダイカスト用金型、ゴム用金型、粉末冶金用金型は、前年同月比2桁減が続いている。
自動車部品メーカーのEV化に向けた設備投資が始まっており、電気機械メーカーも追随している様子だ。米国新大統領の政策にも期待したい。
金型新聞 2021年2月10日
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