車の復調、国内回帰が背景 増えた需要、勝ち抜いた金型メーカーに 金型業界にも明るさが戻ってきた。経済産業省の統計によると2014年1―9月の生産実績は2622億円と7・6%増加した。自動車業界がけん引役となったほか、円…
【金型生産実績】2020年11月 8.9%減の300億1,500万円
プレス型は4.5%増、プラ型は1.8%減
2020年11月の金型生産は、前年同月比8.9%減の300億1,500万円となった。前月比では15.5%増と大幅に増加した。数量は前年同月比6.6%減の3万8,308組、重量は5.1%減の1万766トンとなった。
プレス用金型は、数量が前年同月比10.3%減少、 金額は同4.5%増の130億9,800万円と増加した。前月比では、金額ベースで39.2%増と大きく増加した。前月の落ち込みが大きかった。プラスチック用金型は数量が前年同月比11.9%増となったものの、金額では同1.8%減の113億5,800万円と微減。鍛造用金型は前年同月比43.4%減の14億6,900万円と12カ月連続の2桁減。前月比では5.7%減に踏みとどまった。ゴム用金型も同26.9%減の6億3,500万円と2桁減が7カ月続いているが、前月比では3.0%増と2カ月連続で前月を上回った。ダイカスト用金型は同36.6%減の23億8,100万円、鋳造用金型は同42.7%減の4億6,600万円、粉末冶金用金型は同34.9%減の3億9,500万円、ガラス用金型は同6.0%増の2億1,300万円となった。鍛造用金型やダイカスト用金型、ゴム用金型、粉末冶金用金型は、前年同月比2桁減が続いている。
自動車部品メーカーのEV化に向けた設備投資が始まっており、電気機械メーカーも追随している様子だ。米国新大統領の政策にも期待したい。
金型新聞 2021年2月10日
関連記事
前 年同月比 4.4%増の342億600万円 プレス型は9.1%減、プラ型は18.3%増 日本金型工業会(会長牧野俊清氏)は、経済産業省機械統計(従業員20人以上)による2016年12月の金型生産実績をまとめた。それ…
金型の製造コストが上昇している。金型の母材として多く使われる工具鋼や、各種金型部品などが相次いで値上げされたためだ。加えて、工場稼働に必要な電気料金も依然、上昇傾向にある。金型メーカー各社は、取引先への価格の引き上げ交渉…
プレス用金型は44.2%増、プラ用金型は3.6%増 2022年5月の金型生産は、前年同月比16.7%増の264億1,900万円と大幅に増加した。前月比では6.9%減となった。数量は前年同月比2.2%減、、前月比では4.9…
広がる設備強化 国内17%増、海外23%増 国内外の金型メーカーは昨2013年、日本製工作機械を約510億円設備投資した。1台当りの工作機械を仮に2000万円とすると、2550台の投資をしたことになる。目的は、金型生産…