新しい技術を活用して製造プロセスを効率化する、金型づくりのスマート化が広まっている。IoT(モノのインターネット)技術で機械の稼働状況を監視・分析したり、様々なサービスを提供したり、無人搬送車(AGV・AIV)でワーク…
【金型生産実績】2020年12月 19.7%減の305億800万円
プレス型は25.1%減、プラ型は11.9%減
2020年12月の金型生産は、前年同月比19.7%減の305億800万円となった。前月比では1.6%増加した。数量は前年同月比0.8%の微増(前月比は6.9%増)で4万953組、重量は1万1,204トンで前月比では4.1%増ながら前年同月比では35.3%減となった。
プレス用金型は、数量が前年同月比27.5%減少、金額は同25.1%減の133億1,100万円と減少した。なお、前月比では金額ベースで1.6%増と3カ月連続で増加した。プラスチック用金型は数量が前年同月比4.8%増となったものの、金額では同11.9%減の104億7,900万円と6カ月連続で前年同月を下回っている。
鍛造用金型は前年同月比33.6%減の16億800万円と13カ月連続の2桁減だが、前月比では9.4%増となった。ゴム用金型も同20.6%減の6億1,700万円と2桁減が8カ月続いている。ダイカスト用金型は同14.4%減の33億3,800万円だが、前月比では40.2%増と大きく伸びた。鋳造用金型は同21.0%減の4億2,500万円、粉末冶金用金型は同6.5%増の4億9,200万円、ガラス用金型は同11.7%増の2億3,800万円となった。
先日の地震で自動車部品の生産が停滞したが、大きな流れは変わらずEV化に向かっている。
金型新聞 2021年3月10日
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