金型業界のいまを届けるニュースサイト「金型しんぶんONLINE」

JULY

31

新聞購読のお申込み

イイダモールド 樹脂製梱包装置を開発

輸送コストを大幅削減

ファストキャリー

 樹脂射出成形用金型などを手掛けるイイダモールド(茨城県筑西市、0296-22-7256)はこのほど、金型などの重量物を輸送する新しい梱包装置「ファストキャリー」を自社で開発し、発売した。木枠が不要となり、コストの大幅な削減と環境負荷の軽減を実現する。

 樹脂製の上パーツと台座プレートで金型などの重量物を挟み、ポリプロピレン(PP)バンドで締めることで梱包する。本体重量は1.9㎏。これまでの木枠に比べ、梱包重量を大幅に軽減できる。また、専門業者に依頼する必要がないため、梱包費用も3分の1ほどに削減できる。

 木枠は再利用ができず、廃棄処分にも手間がかかるのが課題だった。「『ファストキャリー』はリユースが可能。しかも軽量のため、輸送時のCO2排出量も削減でき、トータルで環境負荷軽減に貢献できる」(飯田秀夫社長)。

 耐荷重は500㎏。台座プレート(幅390㎜、奥行490㎜)は、10㎜ピッチで切断でき、梱包物のサイズによって調節することができる。

 同社は今年、同製品が評価され、茨城県の「令和2年度地球にやさしい企業表彰(環境プロジェクト部門)」を受賞した。

金型新聞 2021年3月10日

関連記事

GFマシニングソリューションズ AM技術を活用したタイヤ金型製造技術

自動車のタイヤはリブやサイプ(溝)などの形状パターンによって、性能が変化すると言われる。性能を向上させるために、より複雑なデザインのトレッド(表面)が増加する一方で、金型製造にかかるコストの削減、リードタイムの短縮が課題…

キタムラ機械 開発拠点を新設

5Gで機械を遠隔制御 NTTドコモと共同開発 キタムラ機械(富山県高岡市、北村彰浩社長、0766-63-1100)はこのほど、NTTドコモと共同で、第5世代通信(5G)を活用し、遠隔で自動運転ができる工作機械を共同で開発…

【金型テクノラボ】CGTech 切削パスの最適化/ソフトによる加工の安定化

現在、大半の企業で切削条件の変化に応じて送り速度を調整しない、最適ではないNCプログラムが使われおり、多くの時間とコストを費やしている。残念なことに、この非効率的な加工に気づいていない企業が多い。この問題を解決し、時間節…

【特集:技能レス5大テーマ】3.研削加工

誰でも高精度な研削 金型づくりで欠かせない研削加工。仕上げに近い工程のため、熟練技能を必要とする領域は多い。しかし近年、長年培った経験やノウハウを持っていなくても高精度の研削加工ができる機械や装置などが登場している。人手…

松浦機械製作所 造形時間短縮できる金属3Dプリンタを発売

松浦機械製作所(福井県福井市、0776-56-8100)は、金属積層造形と切削加工ができるハイブリッド金属3Dプリンタ「LUMEXAvance‐25」を改良し発売した。従来機と比べて造形時間を短縮したほか、さらなる長時間…

トピックス

関連サイト