電気自動車やスマートフォンを始めとする電子端末で必要とされる部品は、ますます微細化、精密化が進む。当然、金型分野でもより微細かつ精密な加工ができる工具、機器のニーズが増してきており、メーカー各社も新たな製品の開発に取り組…
イイダモールド 樹脂製梱包装置を開発
輸送コストを大幅削減
ファストキャリー

ファストキャリー
樹脂射出成形用金型などを手掛けるイイダモールド(茨城県筑西市、0296-22-7256)はこのほど、金型などの重量物を輸送する新しい梱包装置「ファストキャリー」を自社で開発し、発売した。木枠が不要となり、コストの大幅な削減と環境負荷の軽減を実現する。
樹脂製の上パーツと台座プレートで金型などの重量物を挟み、ポリプロピレン(PP)バンドで締めることで梱包する。本体重量は1.9㎏。これまでの木枠に比べ、梱包重量を大幅に軽減できる。また、専門業者に依頼する必要がないため、梱包費用も3分の1ほどに削減できる。
木枠は再利用ができず、廃棄処分にも手間がかかるのが課題だった。「『ファストキャリー』はリユースが可能。しかも軽量のため、輸送時のCO2排出量も削減でき、トータルで環境負荷軽減に貢献できる」(飯田秀夫社長)。
耐荷重は500㎏。台座プレート(幅390㎜、奥行490㎜)は、10㎜ピッチで切断でき、梱包物のサイズによって調節することができる。
同社は今年、同製品が評価され、茨城県の「令和2年度地球にやさしい企業表彰(環境プロジェクト部門)」を受賞した。
金型新聞 2021年3月10日
関連記事
成形不良を防ぎ、製品寿命4倍向上 南海モルディ(大阪府堺市堺区、072・233・1525)は、ダイカスト成形用の新型プランジャーシステム「MOHF(モフ)」を開発した。従来比で約4倍(同社調べ)の製品寿命を実現。カジリや…
雄ねじの加工では鍛造と切削や転造などの2つ以上の工程を必要とする。工数が多くなるため、リードタイムの悪化やコストアップという課題が指摘されてきた。当社ではコンパクトな「ねじ加工性金型」を開発し、金型内で一貫してねじ転造が…
造形エリア300×400㎜の金属3D モニタ機能も搭載 トルンプ(横浜市緑区、045・931・5710)はこのほど、造形エリアを拡大した金属3Dプリンタ「TruPrint3000」(写真)を発売した。最大造形エリアは直…
多機能カッタシリーズ 三菱マテリアルはこのほど、高能率加工用多機能カッタ「VPX」シリーズに低抵抗インサート「Lブレーカ」を追加した。8材種48アイテムを加え、幅広い被削材の加工に対応する。 切れ味重視の設計により低…


