金型業界のいまを届けるニュースサイト「金型しんぶんONLINE」

MAY

11

新聞購読のお申込み

キタムラ機械 開発拠点を新設

5Gで機械を遠隔制御

NTTドコモと共同開発

キタムラ機械(富山県高岡市、北村彰浩社長、0766-63-1100)はこのほど、NTTドコモと共同で、第5世代通信(5G)を活用し、遠隔で自動運転ができる工作機械を共同で開発すると発表した。本社工場内に5Gエリア化した開発拠点を新設し、23年4月の実用化を目指す。

キタムラ機械は2018年、機械側で3次元の設計データを読み込むことで、専用の加工プログラムが不要な「Auto‐Part‐Producer」を発表。しかし、工作機械に高性能な処理装置が必要で、機械側での作業が必要だった。

NTTドコモと共同で開発を進める「Auto‐Part‐Producer5G」は、3次元の設計データの処理をクラウドで行う。5Gを活用し、そのデータをリアルタイムで機械に転送することで、遠隔での操作や複数の機械の制御を可能にする。機械に高価な処理機能が不要なため、3割程度安価で提供できるという。今後様々な技術検証を行い、23年4月に実用化を目指す。

今回の共同開発にあたり3月に、高岡本社工場内に、5Gエリア化した「キタムラ・イノベーション・ファクトリー」を新設。「Auto‐Part‐Producer5G」だけでなく、スマートグラスを活用し、工作機械の保守点検を効率化するなど、工作機械分野のデジタルトランスフォーメーション(DX)を共同で進める。

金型新聞 2021年4月10日

関連記事

【ウェブ限定】最新AM機の受注開始―DMG森精機

【ウェブ限定】最新AM機の受注開始―DMG森精機

SLM式で小物を造形 子会社REALIZER社とコラボ  DMG森精機はこのほど、積層造形技術のセレクティブレーザメルティング方式(以下、SLM)を用いたLASERTEC30SLMの受注を始めている。同製品は今年2月に子…

ユニオンツール 超硬や硬脆材の荒加工向け多刃仕様エンドミルを発売

ユニオンツールはこのほど、ダイヤモンドコーティングを採用した、多刃仕様のロングネックラジアスエンドミル「UDCRRS」を発売した。自動車やコネクタ関連で増えている超硬合金の荒加工に適している。 独自開発のUDCダイヤモン…

高濃度セルロースファイバー
パナソニック

材料と成形方法を確立   パナソニックマニファクチャリングイノベーション本部はセルロースファイバーを55%以上の高濃度で樹脂に混ぜ込む複合技術と、その成形技術を確立した。素材の軽量化やプラスチックの削減、木目調の自然な外…

ヤマシタワークス 「ハイブリッド打錠用きね」が発明奨励賞を受賞

ヤマシタワークスはこのほど、薬品などの錠剤を錆びずに打錠できる「ハイブリッド打錠用杵」で、発明協会の「発明奨励賞」を受賞した。同賞は科学技術の発展と産業振興に貢献した製品や技術に贈られる賞。 受賞した製品は同社の鏡面磨き…

【金型テクノラボ】オートフォームジャパン ロバスト性の高いシミュレーション技術

製品の開発サイクルが短くなる中、シミュレーション技術に注目が集まっている。不具合を事前に予測でき、部品や金型の短納期化やコスト削減を実現できるからだ。中でも、量産時のパラメータ変動を考慮したシミュレーション手法であるRE…

トピックス

関連サイト