金型業界のいまを届けるニュースサイト「金型しんぶんONLINE」

AUGUST

06

新聞購読のお申込み

キタムラ機械 開発拠点を新設

5Gで機械を遠隔制御

NTTドコモと共同開発

キタムラ機械(富山県高岡市、北村彰浩社長、0766-63-1100)はこのほど、NTTドコモと共同で、第5世代通信(5G)を活用し、遠隔で自動運転ができる工作機械を共同で開発すると発表した。本社工場内に5Gエリア化した開発拠点を新設し、23年4月の実用化を目指す。

キタムラ機械は2018年、機械側で3次元の設計データを読み込むことで、専用の加工プログラムが不要な「Auto‐Part‐Producer」を発表。しかし、工作機械に高性能な処理装置が必要で、機械側での作業が必要だった。

NTTドコモと共同で開発を進める「Auto‐Part‐Producer5G」は、3次元の設計データの処理をクラウドで行う。5Gを活用し、そのデータをリアルタイムで機械に転送することで、遠隔での操作や複数の機械の制御を可能にする。機械に高価な処理機能が不要なため、3割程度安価で提供できるという。今後様々な技術検証を行い、23年4月に実用化を目指す。

今回の共同開発にあたり3月に、高岡本社工場内に、5Gエリア化した「キタムラ・イノベーション・ファクトリー」を新設。「Auto‐Part‐Producer5G」だけでなく、スマートグラスを活用し、工作機械の保守点検を効率化するなど、工作機械分野のデジタルトランスフォーメーション(DX)を共同で進める。

金型新聞 2021年4月10日

関連記事

高出力タイプを発売 「リニア式真空ポンプ」 (日東工器)

高出力タイプを発売 「リニア式真空ポンプ」 (日東工器)

日東工器はこのほど、リニア駆動式の真空ポンプの高出力機種「VP0940T」を開発した。子会社のメドー産業が販売する。120l/分とシリーズ最大の吐出空気量と、到達真空度がマイナス53・3kPaと高出力を実現。一方で消費電…

アイダエンジニアリング 金型寿命予測などプレス加工業のDX支援【金型テクノラボ】

人工知能(AI)を活用した技術が製造業でも実装され始めている。当社では、プレス機から得たさまざまなデータをAIで分析し、金型の寿命予測や加工相談などプレス加工業のデジタルトランスフォーメーション(DX)を支援するアプリケ…

迫る金型の技術革新
岐阜大学 三田村一広特任教授に聞く

 「CASE」(コネクテッド、自動運転、シェアリング、電動化)に代表されるように、「百年に一度の変革期」と言われる自動車業界。金型にとってもその影響は大きく、舵取り次第では将来の成長を左右しかねない。特に、金型へのインパ…

松浦機械製作所 5軸立形MC「MXシリーズ」に直径420㎜対応の新機種

松浦機械製作所(福井県福井市、0776-56-8100)は、5軸制御立形マシニングセンタ「MXシリーズ」に、最大工作物寸法が直径420㎜×高さ300㎜の「MX‐420PC10」を追加し発売した。 長時間無人運転や変種変量…

面取り工具を発売
三菱日立ツール

高硬度鋼に対応  三菱日立ツール(東京都墨田区、03-6890-5101)はこのほど、高硬度鋼加工に対応した面取り工具「DN2HC‐ATH」を発売した。NCによる自動機械加工を可能にし、手作業時間を低減する。  「ATH…

トピックス

関連サイト