機械の性能を最大限発揮させ、生産性を向上させるには、非稼働時間をいかに減らすかが重要になる。その肝となるのが、人や機械の稼働を最適化し、生産性の高い工程を組むことができる生産管理システムだ。近年は、工場全体や海外など複数…
ダイジェット工業 高切込み荒加工+高精度立壁加工
肩削りカッタ「ショルダー6」

ダイジェット工業(大阪市平野区、06-6791-6781)は、建設機械や金型部品などの大物部品を、無垢の材料から高切込みの荒加工や高精度な立壁加工ができる両面6コーナ仕様の高能率肩削りカッタ「ショルダー6」を発売した。
切りくず排出性と剛性に優れ、軸方向切込み量(ap)最大10㎜が可能。平面削り、溝削り、プランジ加工など幅広い用途に使える。
インサートは両面6コーナを使用でき、コーナRはRO・1と1.6の2種類。厚み7.5㎜の高剛性インサートにより安定した荒加工ができる。
独自の3次元ブレーカ形状により、両面を使えるインサートにおいてもカッタ本体のアキシャルレーキをポジ刃形とし、切削抵抗を低減する。
さらに、外周切れ刃軌跡を円弧状にすることで、高能率で高精度な立壁仕上げ加工ができる。
金型新聞 2021年4月10日
関連記事
レーザで熱処理や肉盛りも オークマは、高速・高精度・高面品位加工を実現する5面加工門形マシニングセンタ 「MCR‐S(Super)」(写真)を開発し注目を集めている。自動車用プレス金型加工において、高い形状精度と加工面品…
高い冷却効果 アッサブジャパン(東京千代田区、03-5226-3781)は、独自の3Dプリンタ用粉末を使った金属3Dプリンタの造形サービスを開始する。高い冷却効果が求められるダイカスト部品において、焼付きやヒートチェック…
自動車メーカーのマツダが、モーションキャプチャーと拡張現実(AR)の技術を金型溶接の技能指導に活かしている。肉盛り溶接するときの匠の手や身体の動きを見える化し、それとの差異を把握し、シミュレータによる訓練で正す。効果的に…
スリムハイドロチャックブラスターシリーズ エヌティーツールの公式製品紹介は、こちらから 現場の課題 複雑な形状ワークや深掘加工では加工条件によりクーラント外掛けだけでは冷却が不十分になりがちという問題。 提案・効果 …


