自動化と人材育成—。自動車産業に関わらず、あらゆる製造現場において共通の課題となっている。人手不足は深刻化しており、課題解消に自動化、省力化は欠かせない。いかに若手に技能を伝承していくかも喫緊の課題となっている。一方で、…
【金型応援隊】極東技研工業 スタイリッシュな工場作る
スタイリッシュな工場作る


「実際に海外まで赴き、自身で目利きをして選んでいます」と語るのは、極東技研工業の西出力社長。同社は、フランス製の回転型アイボルト「コディプロ」などの吊具をはじめ、様々な海外製品を輸入、販売している。
コディプロは、安全性や操作性、耐久性を兼ね備えつつ、デザインにもこだわった世界品質の吊具だ。EU統一規格であるEN企画に合格しており、使用荷重の1・5倍の荷重で2万回耐久試験に合格。耐久性に優れており、現場での金型機械などの重量物の横吊、反転作業を安全かつ便利に行うことができる。
「安心安全な性能は、吊具であれば当たり前。その上で、『スタイリッシュ』という付加価値を上乗せすることで、働いていて楽しい工場を実現してもらいたい」(西出力社長)。
- 本社 : 大阪府岸和田市上松町3‐6‐41
- 電話 : 072-427-2190
- 代表者 : 西出力社長
- 事業内容: 外国貿易(輸出、輸入、三国間)仲介貿易
- 従業員 : 6人
- 設立 : 1980年
金型新聞 2021年6月10日
関連記事
マイクロボール工具で加工 レンズ金型を手掛けるワークス(福岡県遠賀町、093-291-1778)はガラス製両面マイクロレンズアレイ(MLA)の金型を開発した。独自の微細なナノ多結晶ダイヤモンド(NPD)工具による加工技術…
恒温で精密金型を追求 9月にも本格稼働 電子部品などのプレス金型を手掛ける聖徳ゼロテック(佐賀県佐賀市、0952-29-6828)は、本社敷地内に金型工場を新設する。室内を恒温に保ち、EV向け部品などの精密金型製作に適し…
生産能力を増強 精工技研(千葉県松戸市、047-311-5111)は5月17日、2027年3月期を最終年度とする5カ年の中期経営計画を発表した。27年3月期に売上高250億円(22年3月期比54.4%増)を目指すと発表し…
ジェイテクトのグループ会社であるジェイテクトファインテック(栃木県宇都宮市)は培ってきた高精度な金型加工技術を活かし、高炭素鋼(SUJ2材)やステンレス材(SUS材)など難加工材に対応する高精度な精密せん断加工技術を確立…


