モーターコアの大型化に対応 モーターコア用の金型などを手掛ける黒田精工(川崎市川崎区・044・555・3800)は世界最大級のプレス機の本格稼働を開始した。モーターコアの複雑化で大型化する金型に対応する。複雑なモーターコ…
黒田精工 黒田彰一氏を偲ぶ会
業界関係者など約400人参列

黒田精工の元社長で昨年9月に老衰のため亡くなった黒田彰一氏(同社最高顧問)の「偲(しの)ぶ会」が9月6日、帝国ホテル(東京都千代田区、03-3504-1111)で開かれた。業界関係者など約400人が参列し、自社の事業拡大や世界の金型産業の発展に尽力した功績をたたえた。
献花台奥に黒田氏の遺影が映し出され、参列者が白い菊の花を供えた。会場には黒田氏の思い出の写真や映像が展示され、参列者は故人の在りし日の姿や言葉に触れ、思い出を振り返った。
黒田氏は在学中に黒田挟範製作所(現黒田精工)の社長に就任し、同社を専業ゲージメーカーから精密機器の総合メーカーへと成長させた。また、日本金型工業会や国際金型協会(ISTMA)の会長を歴任した他、アジア金型工業会連合会(FADMA)を設立し、自身も会長を務めるなど金型業界の発展のために取り組んだ。
金型新聞 2021年10月10日
関連記事
日本語対応など取引しやすく プラスチック金型メーカーのムトウ(東京都江戸川区、03-3656-8651)は、中国製の低価格なモールドベースを日本品質で提供する事業に乗り出す。加工は実績のある中国の協力先に依頼し、打ち合わ…
台湾のTSMCとソニーによる新たな半導体工場の建設が進む熊本県菊陽町。その地で半導体製造装置や電動車、電子部品向けの需要拡大を狙うのが、金型部品や精密部品を手掛けるナカヤマ精密だ。今年1月にTSMCの工場の隣接地に「第2…
AGFなど搬送の自動化も視野 プレス金型やプレス加工を手掛ける伊藤製作所(三重県四日市市、059・364・7111)は増設したプレス工場でプレス加工の自動化ラインを稼働させた。新たに受注した車載・電子部品に対応する順送プ…
6月下旬 (敬称略、カッコ内旧職) ▽取締役(執行役員)生産本部長 兼生産管理統括センター長馬渡和幸 金型新聞 2021年6月10日


