事業多角化や技術強化狙う 大型ダイカスト金型メーカーのサンユー技研工業(三重県津市、梅本大輔社長)はこのほど、金型部品や機械加工を手掛ける坂忠鋼材商会(大阪府東大阪市、坂口忠嗣社長)を買収した。買収額は約2億円。部品の安…
日研工作所 大阪本社をエコ工場化

日研工作所(大阪府大東市)は、関西電力(大阪府大阪市)との共同事業として、同社本社工場(敷地面積:55,000㎡)に、太陽光パネル容量1.920MW(メガワット)の大規模な自家消費型太陽光発電設備を導入する。年間自家消費量は、1972MWh(=年間推定発電量)で、約20%のCO2排出量の削減を見込む。
既に10月9日から着工しており、来年1月中旬には完成の予定。
同設備は、同社本社工場敷地内の主要工場2 棟の屋根上に、関西電力が太陽光発電設備を設置、所有した上で、設置後の運用・メンテナンスを行う。関西電力が提供する「太陽光発電オンサイトサービス」で全国最大規模であり、同社が所在する地域でも最大規模の発電設備となる。
今回の太陽光発電設備には、蓄電池(容量:153.6kWh)を併設し、停電時にも一定の電力供給を行うことが可能となっている。
環境負荷の低減はもちろん、エネルギーコストの変動や災害に対しても強みを発揮することで、生産体制のさらなる強靭化につながるとしている。
金型新聞 2021年12月10日
関連記事
薬剤金型など高度な技術 薬剤用の金型や鏡面磨き装置を手掛けるヤマシタワークス(兵庫県尼崎市、06-4868-8477)はこのほど、兵庫県から2021年度「ひょうごオンリーワン企業」の認定を受けた。 同賞は兵庫県が世界に飛…
日立金属(東京都江東区、0120・603・303)はこのほど、商号を「プロテリアル」に変更すると発表した。BCJ‐52(東京都千代田区)による公開買付けが成立した後、2023年1月4日に変更する予定。 新商号は「PRO(…
生産性向上し、製品開発加速 金型補修用レーザー溶接機などを手掛けるテラスレーザー(大阪市生野区、06・6755・7798)は7月から、レーザー溶接機の生産を静岡事業所(静岡市駿河区)から大阪工場(大阪市東成区)に移管する…
DMG森精機は今年7月、名古屋市から奈良県奈良市に本社を移転し、2014年に開設した東京グローバルヘッドクォータ(東京都江東区)と両拠点を2本社制にする。奈良市にはデジタルを駆使した先端技術の開発拠点である奈良商品開発セ…


