事業創出、人材交流の場に 「クリエイティブな発想で仕事ができる空間づくりを目指した」—。 プレス金型を設計、製造している永井製作所(群馬県邑楽町、0276・88・3311)は本社工場からほど近い多々良沼(同館林市)のほと…
日研工作所 大阪本社をエコ工場化

日研工作所(大阪府大東市)は、関西電力(大阪府大阪市)との共同事業として、同社本社工場(敷地面積:55,000㎡)に、太陽光パネル容量1.920MW(メガワット)の大規模な自家消費型太陽光発電設備を導入する。年間自家消費量は、1972MWh(=年間推定発電量)で、約20%のCO2排出量の削減を見込む。
既に10月9日から着工しており、来年1月中旬には完成の予定。
同設備は、同社本社工場敷地内の主要工場2 棟の屋根上に、関西電力が太陽光発電設備を設置、所有した上で、設置後の運用・メンテナンスを行う。関西電力が提供する「太陽光発電オンサイトサービス」で全国最大規模であり、同社が所在する地域でも最大規模の発電設備となる。
今回の太陽光発電設備には、蓄電池(容量:153.6kWh)を併設し、停電時にも一定の電力供給を行うことが可能となっている。
環境負荷の低減はもちろん、エネルギーコストの変動や災害に対しても強みを発揮することで、生産体制のさらなる強靭化につながるとしている。
金型新聞 2021年12月10日
関連記事
自動車の大型プレス用金型及び部品を製造するJ‐MAX。特に、ハイテン材・超ハイテン材用の金型で高い技術を有し強みを発揮している。「2030年度までに、CO2排出量を2013年度比半減、50年度にはカーボンニュートラル実現…
高まるモーターコア金型の需要に対応 超精密なプレス金型及びプレス加工を手掛ける大垣精工(岐阜県大垣市、0584・89・5811)は高まるモーターコア金型の需要に対応し、大型トライ用プレス機や大型加工機を導入するなど設備強…
AI機能搭載の図面検索システムを導入 精密プラスチック金型を手掛けるキヤノンモールドは、キヤノン生産技術部門と共同で開発したAI機能搭載の「類似図面検索システム」を2022年に導入。これを活用し、誰でも簡単に見積もり算出…
工程集約で短納期化 自動車や家電、住宅設備向け精密プラスチック金型を手掛ける三洋技研(名古屋市西区)は1987年に設立し、顧客の開発案件から金型設計・製作、トライ(30~150t)までの体制を確立。熱可塑性樹脂から熱硬化…


