機上計測で戻りない加工 自動車のエアコンの吹き出し口の「レジスター」や、ミリ波レーダーを透過できるエンブレムなどのプラスチック金型を手掛ける谷ダイ・モールド。2023年に機械加工専用の第2工場を稼働させた。狙いは「工場が…
テラスレーザー 女性溶接技術者カレンダーを作成
溶接機メーカーが企画
女性活躍の推進に
レーザー溶接機を手掛けるテラスレーザー(静岡市駿河区、054-270-7798)はこのほど、ものづくり現場で活躍する女性溶接技術者の写真を掲載したカレンダーを作成した。今月から配布を開始し、希望者に無料でプレゼントしている。応募締め切りは12月31日まで(数量限定のため、なくなり次第終了)。
金型メーカーやダイカストメーカー、レーザー溶接加工メーカーなどで活躍する女性溶接技術者6人を掲載した。担当者の稲葉えい氏は「女性も溶接現場で活躍できるということを多くの人に知ってもらいたかった」と製作の意図を話す。
1ページに2ヶ月分のカレンダーが付いた全6ページ構成。各ページに20代の若手技術者やキャリア10年以上のベテラン技術者、広報業務の傍ら溶接現場で作業を行う技術者など、個性豊かな技術者1人の写真と人物紹介や会社紹介の文章が添えられている。デザインにもこだわり、「協力してくれた顧客企業にも『載せて良かった』と言ってもらえる仕上がりを目指した」(稲葉氏)。
齋藤祐司常務は「今後も金型業界を始めとしたものづくり業界全体が盛り上がるような企画を展開していきたい。当社だけでなく、業界全体のPRにつながればいい」としている。

金型新聞 WEB限定
関連記事
三菱重工業は、100%出資子会社である三菱重工工作機械の全株式の日本電産への譲渡が8月2日付で完了した。 これに伴い、三菱重工工作機械は、「日本電産マシンツール株式会社」に社名変更した。 日本国内の営業部門およびアフター…
自動車シートなどウレタン発泡用金型やアルミ鋳造を手掛ける東亜成型(大阪市西淀川区、06・6474・5688)は自社製品であるグリルプレート『グリルQ』に続き、『マッスルジョッキ』が大阪市のふるさと納税返礼品に認定された。…
三菱自動車工業は加工工法を改善し、金型磨きレスの実現に向けた取り組みを進めている。仕上げや組付けなど金型の品質を決める領域は人を介する必要があり、磨き工程もその一つ。磨きは人の感覚や細やかな動きを求められることが多く、熟…
金型材で困りごとは? 11月まで 大同特殊鋼は8月から日本全国の金型メーカーらを対象としたアンケート調査を実施する。金型材の使用状況や、困りごとなどをヒアリングし、材料開発につなげる。 本紙発刊の「金型工場名鑑」のデータ…


