事業継続のために始めた3S人を変え、行動体質にカギはブレない姿勢とビジョン 当社は冷間鍛造金型や文書・図面管理ソフト『デジタルドルフィンズ』、教育事業を手掛け、従業員数は23名です。社内のフリーアドレス化、リモートワー…
【新社長に聞く】シー・アイ・エム総合研究所 富田 英史社長「現場と経営つなぐ司令塔に 」

とみた・ひでし
1999年慶応義塾大卒。システム会社での開発経験を始め、日本ヒューレットパッカードや日本オラクルでコンサルティング部門の部門長を歴任。直近では政府系ファンド出資のランドデータバンクの立ち上げに専務執行役員として尽力。愛知県出身、46歳、公認会計士。
Dr.工程の次の世界描く
「現場と経営層をつなぐ司令塔になりたい」。昨年10月、生産管理システム「Dr.工程」を手掛けるシー・アイ・エム総合研究所の社長に就任した。具体的なロードマップは目下策定中だが、目指すべき姿は明確だ。
会長に就いた片井功前社長も「面接で会った時、次のシー・アイ・エム総研を任せるのは、この人しかいないと思った。Dr.工程の次の世界観を描いてもらえる人」と全幅の信頼を寄せる。
社会人としてのキャリアは半導体工場の自動制御システムの開発からスタートした。ITを駆使した工場を止めないための取り組みが原体験だという。「IT×製造業というふうに、ITを活用して、様々なビジネスを成長させていくことに挑戦したい」と自らの方向性を定めた。
以降は、その思いを実現するためにキャリアを重ねてきた。外資系企業で、ITのコンサルティング業務に従事。その後「ビジネスの根幹をより理解するには、色んな企業を深くまで知ることができる監査法人で働くしかない」と公認会計士を取得し、監査法人での勤務やERP(統合型基幹業務システム)のコンサルティングにも従事した。入社前には、建設と金融を組み合わせたテックベンチャーの立ち上げにも参画した。
こうした自らの経験を「もっと生かせるのではないか」と昨年8月に入社。「Dr.工程が非常に魅力的」に映ったことも入社を決めた理由だ。「生産管理は製造業の核中の核。カスタマイズや内製化が求められがちな領域で、パッケージシステムとして受け入れられていることはありがたいこと」と評価する。
とはいえ「まだ百点ではない」と冷静に分析。その目指す姿が冒頭の司令塔の役割だ。「製造業では経営層の意図と現場の最前線の活動にはギャップがある。Dr.工程はその溝を調整し、両者をつなげる司令塔のような役割を担うため最適のツール」とみる。
「IoTやAIで様々な情報を集め、分析するインフラはできつつある。重要なのは、これらの情報から何を導き、どう動くかだ。最適な経営判断を下せるための情報を提供できるようにしたい」。
金型新聞 2022年1月10日
関連記事
プレス加工メーカーの新栄工業(千葉市花見川区、043-258-2310)は2019年末に、プレス金型メーカーのアポロ工業(埼玉県吉川市)を資本提携によってグループ化した。「M&Aは事業領域の拡大や技術の強化につなげるこ…
売れるものをつくる 物価の高い国で勝負 境地まで突き詰めることが大事 〜海外展開〜 1964年生まれ、茨城県出身。大学卒業後、87年大貫工業所に入社。営業で新規得意先を次々と開拓する一方で、得意先とのやり取りを通じて金…
プレス金型やウレタン発泡成形金型を手掛ける黒田機型製作所は今年4月、事業再構築補助金を活用し、金属3Dプリンタを導入した。高い冷却効果が求められるバイオ樹脂向けの金型開発に着手する。主力の自動車業界に加え、新たな事業の柱…
入社したその日から金型づくりや保全の現場で活躍できる。当校の機械システム系金型エンジニアコースはそんな人材を育てています。アカデミックな指導はしません。指導するのはあくまで金型をつくり、使う実践の現場で必要な技術や知識で…


