金型業界のいまを届けるニュースサイト「金型しんぶんONLINE」

JULY

31

新聞購読のお申込み

三共精機 EQ教育を提案

挑戦する心を鍛える

行動変化を促す力へ

竹中  幸シニアマネージャー

測定機や切削工具などを販売する機械工具商社の三共精機(京都市南区、075-681-5711)は教育ソリューション事業を立ち上げ、教育コンテンツ開発を手掛けるジャパンラーニング(東京都千代田区)と、心の知能指数と言われるEQスキルを高める製造現場向け教育プログラム「Japan製造EQコース」の提供を始めた。研修は個人の心の状態を把握し行動変容を促すもので、モチベーション向上を図り、課題解決に立ち向かう心(マインド)を身に着け、持続的な現場の生産性向上やコストダウンにつなげていく。

製造業は急速な市場変化や人手不足など多くの課題解決に取り組む必要がある。それには現場のモチベーションアップが必要。EQは自分や相手の感情を把握し、感情をコントロールすることで思考や行動に導く能力とされ、EQを高めることで仕事への高いモチベーションや行動できる能力を備えることができる。

研修は心の状態を数値化するEQ診断を行い、27項目で数値化(グラフ化)し客観的に心の状態を把握。それをもとに、自分の行動をどのように変えたいか目標を設定し、数カ月取り組んだ後、再度EQ診断で変化を分析。PDCAを回すことで徐々に変化を実感できる。教育ソリューションを担当する竹中幸シニアマネージャーは「当社も全社員がこの研修を受けた後、行動変化が起き、自発的に複数の社内プロジェクトが立ち上がった。この教育ソリューション事業もその1つ」と話す。研修はすべてオンラインライブ講座で、基本の入門コースと実践的な問題解決コースがあり、製造部門や各職場単位、階層単位など8人から受講可能。

現場を見続けてきた機械工具商社のノウハウを用いて現場の課題に合った研修プログラムの策定も可能。「当社事業はものづくりの課題解決業。この教育プログラムは現場のスキルとEQスキルを掛け合わせ、個人も企業も成長につなげるのが目的。研修プログラムだけでなく、目標を共有化したグループで課題をシェアするなど独自のノウハウもある」と竹中シニアマネージャー。製造現場の課題は多種多様。まずは社員の心(マインド)を向上させることが課題解決の1歩かもしれない。入門コースは3カ月間の2講座で、1人4万8000円。問題解決コースは6カ月間の3講座で1人20万4000円。問合せは電話075-681-5711。

金型新聞 2022年2月10日

関連記事

黒田精工 モータコア金型を強化 合弁会社設立、工場増設

黒田精工(川崎市幸区、044-555-3800)がモータコア用金型などを手掛ける金型事業の強化に乗り出した。10月に伊藤忠丸紅鉄鋼グループと合弁でモータコア製造会社を設立すると発表。設立時期は2023年1月を予定。また、…

ものレボ TProjectと提携し「TULIP」の販売代理店に

製造現場の業務支援・改善プラットフォーム「TULIP」を販売するT Project(東京都江東区)と中小製造業のデジタル化を推進する工程管理SaaS「ものレボ」を提供するものレボ(京都市中京区)は業務提携し、ものレボが「…

岡本工作機械製作所 伊藤常務が社長に就任

岡本工作機械製作所はこのほど、伊藤暁取締役常務執行役員が社長に就任すると発表した。石井常路社長は代表権のない会長執行役員に就く。 金型しんぶん2026年6月10日号

縁舞SPACEAGENT 人工衛星部品を製作

 金型メーカーなどと連携 金型設計や金型、部品、試作加工などを手掛ける縁舞(埼玉県志木市)が、航空宇宙部品に特化した別会社のSPACEAGENT(スペースエージェント、北海道大樹町)や金型メーカーなどと連携し、北海道科学…

村谷機械製作所 半導体レーザで微細肉盛り【金型応援隊】

専用機メーカーの村谷機械製作所の半導体レーザを活用したAM装置は、0・3㎜幅の微細で極小な肉盛りが可能だ。 活用するのは独自開発したDED方式のAM装置「ALPION」。加工ヘッドの中心から粉末が照射され、周辺から6本の…

トピックス

関連サイト