金型業界のいまを届けるニュースサイト「金型しんぶんONLINE」

APRIL

07

新聞購読のお申込み

三共精機 EQ教育を提案

挑戦する心を鍛える

行動変化を促す力へ

竹中  幸シニアマネージャー

測定機や切削工具などを販売する機械工具商社の三共精機(京都市南区、075-681-5711)は教育ソリューション事業を立ち上げ、教育コンテンツ開発を手掛けるジャパンラーニング(東京都千代田区)と、心の知能指数と言われるEQスキルを高める製造現場向け教育プログラム「Japan製造EQコース」の提供を始めた。研修は個人の心の状態を把握し行動変容を促すもので、モチベーション向上を図り、課題解決に立ち向かう心(マインド)を身に着け、持続的な現場の生産性向上やコストダウンにつなげていく。

製造業は急速な市場変化や人手不足など多くの課題解決に取り組む必要がある。それには現場のモチベーションアップが必要。EQは自分や相手の感情を把握し、感情をコントロールすることで思考や行動に導く能力とされ、EQを高めることで仕事への高いモチベーションや行動できる能力を備えることができる。

研修は心の状態を数値化するEQ診断を行い、27項目で数値化(グラフ化)し客観的に心の状態を把握。それをもとに、自分の行動をどのように変えたいか目標を設定し、数カ月取り組んだ後、再度EQ診断で変化を分析。PDCAを回すことで徐々に変化を実感できる。教育ソリューションを担当する竹中幸シニアマネージャーは「当社も全社員がこの研修を受けた後、行動変化が起き、自発的に複数の社内プロジェクトが立ち上がった。この教育ソリューション事業もその1つ」と話す。研修はすべてオンラインライブ講座で、基本の入門コースと実践的な問題解決コースがあり、製造部門や各職場単位、階層単位など8人から受講可能。

現場を見続けてきた機械工具商社のノウハウを用いて現場の課題に合った研修プログラムの策定も可能。「当社事業はものづくりの課題解決業。この教育プログラムは現場のスキルとEQスキルを掛け合わせ、個人も企業も成長につなげるのが目的。研修プログラムだけでなく、目標を共有化したグループで課題をシェアするなど独自のノウハウもある」と竹中シニアマネージャー。製造現場の課題は多種多様。まずは社員の心(マインド)を向上させることが課題解決の1歩かもしれない。入門コースは3カ月間の2講座で、1人4万8000円。問題解決コースは6カ月間の3講座で1人20万4000円。問合せは電話075-681-5711。

金型新聞 2022年2月10日

関連記事

明輝 黒柳告芳会長死去、海外・車への進出を主導

プラスチック金型メーカー、明輝(神奈川県厚木市)の黒柳告芳会長が5月5日、死去した。78歳。通夜および葬儀は近親者にて執り行った。7月24日13時半から東京會舘(東京都千代田区)で「献花式」を予定している。 黒柳氏は日本…

日立金属 国内の工具鋼需要が増加 22年3月期

日立金属(東京都江東区、0120-603-303)が発表した2022年3月期決算の売上高は、23%増の9427億円となった。工具鋼や産機材などの特殊鋼製品事業は20%増の2618億円。工具鋼は国内、海外向けともに需要が増…

金型部品3社、全社減収見通し

金型部品3社の2026年3月期業績予想は米国の関税措置などの影響により、全社減収を見込む。関税政策を巡る高い不確実性が続く中、設備投資の先送りなどが懸念され、各社需要が減少するとみている。 パンチ工業は、減収減益を見込む…

ニチダイ 上期好調で増収増益 22年3月期

自動車生産減が影響で下期停滞 ニチダイの22年3月期決算は、売上高123億100万円(前年同期比13.7%増)、営業利益2億1700万円(前年同期は3億3900万円の赤字)となり、増収増益だった。 主力の冷間鍛造金型など…

米谷製作所 メガキャスト向け超大物金型に挑む【特集:自動車金型の未来】

企業連携で金型技術確立へ EVシフトによって、需要減少が見込まれる内燃機関(ICE)部品の金型。シリンダヘッドやシリンダブロックなどのダイカスト金型を手掛ける米谷製作所はその影響を受ける1社だ。米谷強社長は「今後、内燃機…

トピックス

関連サイト