金型業界のいまを届けるニュースサイト「金型しんぶんONLINE」

JANUARY

25

新聞購読のお申込み

大垣精工 アニール処理工場を建設

HDD部品の需要に対応

大垣精工(岐阜県大垣市、0584-89-5811)は同社熱処理工場の隣接地に新たなアニール処理工場を建設し、需要が高まっているHDD(ハードディスクドライブ)部品の生産能力強化を図る。工場の稼働は今年2月を予定。

新アニール工場は敷地面積が約999㎡、建築面積は約589㎡、延べ面積は約1169㎡で、これまで分散していた洗浄や化学研磨、アニール処理、外観検査などの工程を集約し、社内物流の効率化を図ることで、データセンターなど需要が高まっているHDD部品の生産体制を強化する。上田勝弘会長は「アニール処理設備を従来の2基から3基へ増設することで、炉のメンテナンスなどリスク管理につながるほか、社内物流の効率化を図ることで需要増加に応える体制を構築することができる」と語り、同じくHDD部品を生産する長崎工場も拡充を図っている。

また、同社が生産する触媒用ハニカム金型やモータコアの試作金型なども世界的な自動車の環境規制の高まりやEV化の推進で需要が増加すると見込まれる。上田会長は「今後も排ガス規制などの環境対策で、ハニカム金型や酸素センサなどの需要が見込める。さらに、EV化が進めば、保安部品も動き出すことが期待でき、そうした需要増加に対応できる体制を整えたい」と展望を語った。

金型新聞 2022年1月10日

関連記事

日本精機 AM技術でギガに挑む【特集:ギガキャストの現在地】

ソディックと共同開発、大型3Dプリンタを導入 AM技術を武器にギガキャスト向け金型で需要開拓を狙うのが、ダイカスト金型メーカーの日本精機だ。まずは、高い熱交換機能が求められるギガ向け金型で、AMで造形した入れ子部品の採用…

電極工程の自動化で9割のコスト削減に成功 キャノンモールド【特集:利益を生むDX】

DXの本質は利益を生み出すことにある。以降では、DXによって「売上げを上げて利益を生み出す」方法と「コストを下げて利益を生み出す」企業のそれぞれの取り組みを取材した。 電極の測定プログラム自動作成 精密プラスチック金型を…

MOLDINO エンドミルケースを金型から製作

切削工具メーカーが金型からエンドミルケースを製作するー。そんなユニークなプロジェクトに取り組んだのが、金型加工向け切削工具を手掛けるMOLDINO(モルディノ)(東京都墨田区、03・6890・5101)。ケースの設計から…

日本金属プレス工業協会 若手経営者の会「次世代会」を発足

日本金属プレス工業協会(髙木龍一会長、高木製作所会長)は5月7日、会員企業の若手経営者などからなる「次世代会」を創設した。55歳以下の経営者や後継者が対象。工場見学会や交流会などを通じ、情報交換の場を広げ、業界の活性化を…

ミヨシ 未来見据えたひとづくり【金型の底力】

自社ブランドなどで魅力発信 東京都葛飾区の住宅街に工場を構えるミヨシは、アルミ製の簡易型やカセット型を主力とする。試作や小ロット生産向けに、成形までを一貫で手掛け、一歩進んだ人材育成にも力を入れる。こうした取り組みを基盤…

トピックス

関連サイト