金型業界のいまを届けるニュースサイト「金型しんぶんONLINE」

FEBRUARY

28

新聞購読のお申込み

三共精機 EQ教育を提案

挑戦する心を鍛える

行動変化を促す力へ

竹中  幸シニアマネージャー

測定機や切削工具などを販売する機械工具商社の三共精機(京都市南区、075-681-5711)は教育ソリューション事業を立ち上げ、教育コンテンツ開発を手掛けるジャパンラーニング(東京都千代田区)と、心の知能指数と言われるEQスキルを高める製造現場向け教育プログラム「Japan製造EQコース」の提供を始めた。研修は個人の心の状態を把握し行動変容を促すもので、モチベーション向上を図り、課題解決に立ち向かう心(マインド)を身に着け、持続的な現場の生産性向上やコストダウンにつなげていく。

製造業は急速な市場変化や人手不足など多くの課題解決に取り組む必要がある。それには現場のモチベーションアップが必要。EQは自分や相手の感情を把握し、感情をコントロールすることで思考や行動に導く能力とされ、EQを高めることで仕事への高いモチベーションや行動できる能力を備えることができる。

研修は心の状態を数値化するEQ診断を行い、27項目で数値化(グラフ化)し客観的に心の状態を把握。それをもとに、自分の行動をどのように変えたいか目標を設定し、数カ月取り組んだ後、再度EQ診断で変化を分析。PDCAを回すことで徐々に変化を実感できる。教育ソリューションを担当する竹中幸シニアマネージャーは「当社も全社員がこの研修を受けた後、行動変化が起き、自発的に複数の社内プロジェクトが立ち上がった。この教育ソリューション事業もその1つ」と話す。研修はすべてオンラインライブ講座で、基本の入門コースと実践的な問題解決コースがあり、製造部門や各職場単位、階層単位など8人から受講可能。

現場を見続けてきた機械工具商社のノウハウを用いて現場の課題に合った研修プログラムの策定も可能。「当社事業はものづくりの課題解決業。この教育プログラムは現場のスキルとEQスキルを掛け合わせ、個人も企業も成長につなげるのが目的。研修プログラムだけでなく、目標を共有化したグループで課題をシェアするなど独自のノウハウもある」と竹中シニアマネージャー。製造現場の課題は多種多様。まずは社員の心(マインド)を向上させることが課題解決の1歩かもしれない。入門コースは3カ月間の2講座で、1人4万8000円。問題解決コースは6カ月間の3講座で1人20万4000円。問合せは電話075-681-5711。

金型新聞 2022年2月10日

関連記事

テラスレーザー 女性溶接技術者カレンダーを作成

溶接機メーカーが企画 女性活躍の推進に レーザー溶接機を手掛けるテラスレーザー(静岡市駿河区、054-270-7798)はこのほど、ものづくり現場で活躍する女性溶接技術者の写真を掲載したカレンダーを作成した。今月から配布…

鈴木 21年7–12月期決算

部品事業が好調を維持 鈴木の2021年7—12月期決算は、売上高117億4100万円(前年同期159億3100万円)となった。「収益認識に関する会計基準」の適用で、前期とは単純比較できないが、金型事業は低調な一方、部品事…

豊洋エンジニアリング T・D・Cモールドに社名変更

プラスチック射出成形用金型メーカーの豊洋エンジニアリング(福岡県遠賀町、093-293-0114)は4月1日、「T・D・Cモールド」に社名を変更した。創業から30期目を迎えるのを機に、精密金型や微細加工を得意とする企業の…

リョービがギガキャストに参入

6000t級のダイカストマシン導入 リョービはこのほど、ダイカスト専業メーカーとしては日本で初めて、6000tクラスのダイカストマシンの導入し、「ギガキャスト」に参入すると発表した。2025年3月から試作サービスを開始す…

サブスク、クラウドで手軽にシミュレーション【特集:シミュレーションの使い方再発見!!】

インターネットなどのネットワークを経由してソフトを提供する「SaaS(サース)」。ファイル共有サービスやビジネスチャットツールなど、さまざまなソフトで普及が進む中、金型設計などで活用するシミュレーションソフトでもクラウド…

関連サイト