いかにトライ数を減らすか ―アルミ材用金型に取り組んだきっかけは。 「1988年にホンダのNSXに関わったのがきっかけ。オールアルミボディを採用した自動車で、当社では一部の金型を手掛け、量産はほぼ全てのアルミ部品の生産…
テラスレーザー 業務 広報チーム・稲葉 えいさん
女性技術者の魅力を発信する

レーザー溶接・金型補修機器メーカーのテラスレーザー(静岡県駿河区)に入社したのは2年前。企業の販路開拓支援などに携わっていた前職時代、製造業とも多く関わる中で「世の中は製造業がなければ成立しないということを肌で感じ、自分もこの中で挑戦したい」と転職を決意した。
経理、総務のかたわら、広報や企画も担当し、自社のPRや自社製品の販売促進などに取り組む。その一方で、「自分たちが発展するには関連業界も一緒に盛り上がらないといけない」と、金型をはじめとした顧客業界の認知度や魅力を高めるための企画にも注力する。
その一つが女性技術者の発信だ。入社して間もなく、自社製品の技術講習会で女性の溶接技術者と出会い、ひたむきに溶接技術と向き合う姿に感銘を受けた。「女性も現場で活躍できることをもっと多くの人に知ってもらいたい」。
そこで昨年末、女性溶接技術者6人の写真と紹介文を添えた2022年版のオリジナルカレンダーを企画、製作した。自らで取材を行い、デザインにもこだわった。「一人ひとりの魅力が上手く伝わるように試行錯誤しながら作り上げた」。
今後も業界全体が盛り上がるような企画を仕掛け、自社や業界の発展を目指す。「これまでとは目線を変え、楽しく、かっこよく。そんなイメージを発信できたら良い」。
金型新聞 2022年2月10日
関連記事
鉄の板を金型でプレスすると起こる想定外の歪みや割れ。その原因を見極め、溶接と研磨で補正し、目指す品質に導いていく。解析が進化した今も、自動車のドアや骨格部品の金型は人による玉成がカギを握る。その技能を次代に教えている。 …
金型メーカーから技術を発信 粉末やレーザーなど、多くの要素を最適に制御しなければいけないため、金属3Dプリンタによる金型づくりは簡単ではありません。また、何でも作れる魔法の杖でもありません。それでも参入したのは、切削加工…
「技術等情報の管理認証制度」設立 IoT化やグローバル化などによって、情報流出のリスクが高まる昨今、製造業には技術などの情報の適切な管理が求められている。金型業界も例外ではなく、「顧客情報がしっかり管理、保護できている…
木質流動成形でSDGsに貢献 技術で差別化を図る 「木質流動を世の中に広め、木材が樹脂やアルミに変わる新たな材料として注目され、持続可能な社会作りに貢献したい」と話すのはチヨダ工業の早瀬一明社長。SDGsやカーボンニュー…


