内製能力向上でコスト削減 ダイカスト金型メーカーのサンユー技研工業(三重県津市、059・254・2200)は6月末、ブロー成形金型を手掛けるオーム技研工業(千葉県白井市、047・4914858)を買収した。買収額は非公開…
コヅカテクノ 太陽光パネル導入、消費電力50%削減

自動車向けプラスチック金型を手掛けるコヅカテクノ(名古屋市港区、052-381-2268)は3月、本社工場に太陽光パネルを設置し、稼働した。カーボンニュートラル達成に向けて、消費電力の削減を図り、2030年までに13年比50%削減を目指す。また、発電した電気は再生エネルギーとして地域利用も視野に入れる。
「ある会合でSDGsやカーボンニュートラルについて相談したのがきっかけ」と小塚義典社長。新たに設置した太陽光パネルは電力使用量が高まる夏冬の時期に備え、自家発電で93.8kWhを賄うのが目的。同社は18年から本格的に省エネ対策に取り組み、工場の空調機器やコンプレッサの刷新(台数削減)、照明のLED化、工場屋上の塗装工事などを実行した。今回の自家発電で今年度中に目標とする13年比で消費電力50%削減は確実に達成するという。「昭和の時から設備更新していなかったが、最新設備を導入すると省エネ効果は絶大。コンプレッサだけで月25万円の節電効果があった」と驚き、15年時で年間2500万円あった電力費も、年間1000万円前後まで削減した。
小塚社長は「カーボンニュートラルに取り組むことは金型メーカーにとって利益体質になるチャンス。節電効果で投資回収の目途が付きやすく、費用対効果が期待できる。社員たちも安くLED化できる方法や配線、塗装工事など協力してくれたことも大きい」と語った。
今後は2030年までの新事業計画を策定し、HV車の採用やEV車ならびに急速充電器の導入も視野に入れるほか、健康経営優良法人2022の取得や年12回の有給休暇完全取得を目指し、社内改革を進めていく。
金型新聞 2022年4月10日
関連記事
明星金属工業のプレス金型工場を見学 大阪府大東市のものづくり企業など8社の事業を見学できる「だいとうおーぷんふぁくとりーこんたくと」(参加延べ人数1103人)が11月3日、開かれた。明星金属工業はプレス金型の工場見学会や…
自動車の大型プレス用金型及び部品を製造するJ‐MAX。特に、ハイテン材・超ハイテン材用の金型で高い技術を有し強みを発揮している。「2030年度までに、CO2排出量を2013年度比半減、50年度にはカーボンニュートラル実現…
独オイルヘルド社製「Iono Plus IME‐MH」、2年間無給油の事例も 独オイルヘルド社製の「Iono Plus IME‐MH」は世界各国で使用されているグローバルスタンダードな放電加工油。高精度な化学合成油がベー…
稼働状況をモニタリング 順送り金型やプレス加工を手掛ける伊藤製作所(三重県四日市市、059-364-7111)は本社近くにテクニカルセンタを設立し、金型部門を集約。IoTを用いて稼働状況の可視化を図るほか、センシング技術…
