金型業界のいまを届けるニュースサイト「金型しんぶんONLINE」

MARCH

12

新聞購読のお申込み

コヅカテクノ 太陽光パネル導入、消費電力50%削減

自動車向けプラスチック金型を手掛けるコヅカテクノ(名古屋市港区、052-381-2268)は3月、本社工場に太陽光パネルを設置し、稼働した。カーボンニュートラル達成に向けて、消費電力の削減を図り、2030年までに13年比50%削減を目指す。また、発電した電気は再生エネルギーとして地域利用も視野に入れる。

「ある会合でSDGsやカーボンニュートラルについて相談したのがきっかけ」と小塚義典社長。新たに設置した太陽光パネルは電力使用量が高まる夏冬の時期に備え、自家発電で93.8kWhを賄うのが目的。同社は18年から本格的に省エネ対策に取り組み、工場の空調機器やコンプレッサの刷新(台数削減)、照明のLED化、工場屋上の塗装工事などを実行した。今回の自家発電で今年度中に目標とする13年比で消費電力50%削減は確実に達成するという。「昭和の時から設備更新していなかったが、最新設備を導入すると省エネ効果は絶大。コンプレッサだけで月25万円の節電効果があった」と驚き、15年時で年間2500万円あった電力費も、年間1000万円前後まで削減した。

小塚社長は「カーボンニュートラルに取り組むことは金型メーカーにとって利益体質になるチャンス。節電効果で投資回収の目途が付きやすく、費用対効果が期待できる。社員たちも安くLED化できる方法や配線、塗装工事など協力してくれたことも大きい」と語った。

今後は2030年までの新事業計画を策定し、HV車の採用やEV車ならびに急速充電器の導入も視野に入れるほか、健康経営優良法人2022の取得や年12回の有給休暇完全取得を目指し、社内改革を進めていく。

金型新聞 2022年4月10日

関連記事

J-MAX 連結では増収増益 22年4-9月期決算

J‐MAXの2023年3月期 第2四半期の決算(連結)は、タイにおける活動制限緩和に伴う内需拡大により生産・販売ともに前年同期を上回ったものの、中国では半導体不足・上海ロックダウンなどにより大幅に減少。日本でも依然、生産…

パンチ工業 中期経営計画を発表 FAの販売拡大目指す

パンチ工業(東京都品川区、03-6893-8007)は、2025年3月期を 最終年度とする3カ年の中期経営計画「バリュークリエーション2024」を発表した。25年3月期に売上高500億円(22年3月期比28.2%増)へと…

山岡製作所 精密プレス加工を柱に、ミクロンレベルの要求に対応

プレス・プラスチック用金型、量産、生産設備などを手掛ける山岡製作所。1938年に創業して以来、精密プレス加工を柱にさまざまな技術を培い、競争力を高めてきた。自動車や半導体・電子部品、医療関連などミクロンレベルの加工要求に…

精工技研 「型内塗装技術」を実用化、トヨタ「ハイエース」に採用

CO²排出量を60%削減 精工技研(千葉県松戸市、047-311-5111)は、東海理化(愛知県大口町)と共同開発した型内塗装技術がトヨタ自動車の「ハイエース」に採用されたと発表した。従来別々だった成形、塗装、乾燥の各工…

小林工業 帯なし窒化ケイ素ボール成形金型を開発

真球を成形、後工程の工数削減 粉末冶金金型メーカーの小林工業(秋田県由利本荘市、0184・22・5320)はこのほど、「帯なし窒化ケイ素ボール成形金型」を開発した。従来の粉末冶金金型を使用し、球体を成形する場合は上下パン…

トピックス

関連サイト