金型業界のいまを届けるニュースサイト「金型しんぶんONLINE」

JULY

07

新聞購読のお申込み

牧野フライス製作所 大型加工機のレトロフィットを強化

大型機中心に年20台

レトロフィットした放電加工機

牧野フライス製作所は、大型加工機を中心にレトロフィットやオーバーホール事業を強化する。年間で最大20台程度対応できる体制を整え、今年度内には同事業の売上高を3~5億円を目指す。

子会社の牧野技術サービスが担当する。自社工場だけで迅速に対応するのは難しいため、協力工場など国内に10か所のスペースを確保。年間10台から20台程度のレトロフィットやオーバーホールを手掛ける体制を整えた。

対象とするのは大型加工機が中心。1980年代以降に販売した立形マシニングセンタ(MC)「Fシリーズ」、横形MC「Hシリーズ」、大型の型彫り放電加工機「EDNC85」以上の機種(写真)などを想定している。

大型機が中心なのは顧客の要望が強く、またメリットも大きいためだ。過去の機械を最新機に置き換えると、「設置面積が広くなったり、高価格になったりすることがある」(牧野技術サービスの西野正専務)。このためレトロフィットやオーバーホールをして欲しいという声が増えていたという。

実際に「新機種だと数千万円以上する機械も、新たな機能を加えるレトロフィットでも半値以下ぐらいで、従来機と同等以上の精度や性能の向上が可能になる」(西野専務)また、放電加工機ではその効果がより大きく、「電源を変えるだけで、精度や速度が上がるだけでなく、電気代も大幅に安くなる」という。そうしたカーボンニュートラルやSDGsの観点からも、積極的に同事業を広げる考えだ。

金型新聞 2022年6月9日

関連記事

村谷機械製作所 半導体レーザで微細肉盛り【金型応援隊】

専用機メーカーの村谷機械製作所の半導体レーザを活用したAM装置は、0・3㎜幅の微細で極小な肉盛りが可能だ。 活用するのは独自開発したDED方式のAM装置「ALPION」。加工ヘッドの中心から粉末が照射され、周辺から6本の…

【特集:2024年 金型加工技術5大ニュース】1.大型加工

ギガキャストで需要広がる 大型ダイカストマシンで自動車の構造部品を一体鋳造する「ギガキャスト」が注目を集めている。国内のダイカストマシンメーカーは型締力9000tのマシンを開発。海外では1万3000tで試作が行われるなど…

CGTech 「ベリカット」新版、解析速度や精度向上

CGTech(東京都豊島区、03-5911-4688)はこのほど、NCマシンシミュレーション「べリカット」の新版V9.2を発表した。解析速度や精度の向上のほか、新たな工具への対応、機械データの取り込みに対応するなど、大幅…

ジェイテクト 四コマ漫画集をKindleで配信

SNS投稿された個性的な作品 ジェイテクトはアマゾンが運営する電子書籍サービス「Kindle」において『ジェイにゃんテクニャン四コマ漫画』の配信を開始した。イラスト・マンガ・小説などの投稿・閲覧が楽しめる作品コミュニケー…

日本精機とソディック ダイカスト金型向けの大型金属3Dプリンタを共同開発

ダイカスト金型メーカーの日本精機(名古屋市守山区、052・736・0611)とソディックは技術提携し、ダイカスト金型向けの大型金属3Dプリンタを共同で開発する。金型向けの金属3Dプリンタを手掛けるソディックと、プリンタで…

トピックス

関連サイト