金型業界のいまを届けるニュースサイト「金型しんぶんONLINE」

FEBRUARY

05

新聞購読のお申込み

牧野フライス製作所 大型加工機のレトロフィットを強化

大型機中心に年20台

レトロフィットした放電加工機

牧野フライス製作所は、大型加工機を中心にレトロフィットやオーバーホール事業を強化する。年間で最大20台程度対応できる体制を整え、今年度内には同事業の売上高を3~5億円を目指す。

子会社の牧野技術サービスが担当する。自社工場だけで迅速に対応するのは難しいため、協力工場など国内に10か所のスペースを確保。年間10台から20台程度のレトロフィットやオーバーホールを手掛ける体制を整えた。

対象とするのは大型加工機が中心。1980年代以降に販売した立形マシニングセンタ(MC)「Fシリーズ」、横形MC「Hシリーズ」、大型の型彫り放電加工機「EDNC85」以上の機種(写真)などを想定している。

大型機が中心なのは顧客の要望が強く、またメリットも大きいためだ。過去の機械を最新機に置き換えると、「設置面積が広くなったり、高価格になったりすることがある」(牧野技術サービスの西野正専務)。このためレトロフィットやオーバーホールをして欲しいという声が増えていたという。

実際に「新機種だと数千万円以上する機械も、新たな機能を加えるレトロフィットでも半値以下ぐらいで、従来機と同等以上の精度や性能の向上が可能になる」(西野専務)また、放電加工機ではその効果がより大きく、「電源を変えるだけで、精度や速度が上がるだけでなく、電気代も大幅に安くなる」という。そうしたカーボンニュートラルやSDGsの観点からも、積極的に同事業を広げる考えだ。

金型新聞 2022年6月9日

関連記事

ストーブリ 金型交換の段取り改善 【金型応援隊】

ストーブリ(スイス)の金型用マルチカップリングシステム「MCIシリーズ」は、量産型、支給型、サービス型にも対応可能な金型温調用マルチカップリングだ。 キャビ・コア20本のカップリングの着脱に、5分必要としていたものを10…

keg 圧倒的に少ない揮発ロス【特集:放電加工〜最新技術はこう使え〜】

独オイルヘルド社製「Iono Plus IME‐MH」、2年間無給油の事例も 独オイルヘルド社製の「Iono Plus IME‐MH」は世界各国で使用されているグローバルスタンダードな放電加工油。高精度な化学合成油がベー…

伊藤製作所 プレスの自動化ライン稼働

AGFなど搬送の自動化も視野 プレス金型やプレス加工を手掛ける伊藤製作所(三重県四日市市、059・364・7111)は増設したプレス工場でプレス加工の自動化ラインを稼働させた。新たに受注した車載・電子部品に対応する順送プ…

ファベスト 自動化、デジタル化で金型のライン生産目指す【Innovation〜革新に挑む〜vol.3】

フロントピラー、ドアサッシなど自動車を構成するインナー部品向けプレス金型を手掛けるファベスト(群馬県太田市、0276・33・7001)。荒から仕上げまでほぼ全ての工程でMOLDINO(モルディノ)の工具を使用する同社は、…

瑞穂工業 コーティングとは異なる表面処理技術『SurmoX処理』【金型テクノラボ】

様々な分野で超硬合金の金型が使用されているが、その寿命向上が課題となっている。コーティングとは異なる表面処理技術である『SurmoX処理』(写真・断面図)は、冷間鍛造金型や伸線ダイスの凝着抑制、粉末成形金型の離型性向上・…

トピックス

関連サイト