プラスチック金型メーカーのMEISEI(旧名古屋精密金型、愛知県知多郡東浦町、0562・84・7600)は10月30日~11月1日の3日間、ポートメッセなごやで開催された「メッセナゴヤ2024」のサーキュラーエコノミーあ…
東京光電 離型剤の希釈率を数値化 鋳造・ダイカストの品質安定

照度計などを手掛ける東京光電(東京都足立区、03-5613-7555)が、離型剤希釈倍率計の拡販に注力している。ダイカスト・鋳造メーカーなどを中心に提案を強化。これまで正確に把握することが難しかった離型剤の希釈率や液濃度を簡単に数値化でき、品質の安定化につなげることができる。
離型剤希釈倍率計「CANA‐3040」は、物質を透過した光の強さで液濃度を測る「透過比濁法」によって計測する。付属の角セルに離型剤を入れ、あらかじめ読み込ませた離型剤のデータをもとに希釈率を算出。電源は専用ACアダプタの他、USBや単3電池でも使用できる。
光源は単色LEDで、測定波長は660nmの光変調としているため、外光を気にせず使用できる。標準10㎜角セルの他、外径φ12の透明パイプも利用できる。
近年、自動車や部品メーカーなどで品質の安定化を図るために離型剤の希釈率まで提出することが求められているという。同社は、「生産ライン上で常時監視できるシステムや自動化のニーズが高い。今後こうした需要への対応も進めていきたい」としている。
金型新聞 2022年6月9日
関連記事
新機能を追加 WinTool Japanはこのほど、工具管理システム「WinTool(ウィンツール)」の最新バージョン、2021・1をリリースした。 同社の「WinTool」は、切削工具やツーリングの情報の管理をベー…
ユニオンツールは高硬度材向けやCBNエンドミルの小径サイズを大幅に拡充する。焼入れ鋼などを高効率に加工できる「HMGCOAT」のシリーズや、CBNのエンドミルの小径サイズを増やす。 高硬度材に加工に適した、新開発のコ…
粉末冶金金型を手掛ける小林工業は、ヘリカル形状を回転機構を持たない成形機で粉末成形する技術を開発した。粉末を均一にするプレス技術と、回転しながら製品を取り出す独自の金型によって実現した。ニアネット成形することで超硬エンド…
GFRPやリサイクル材に最適 エリコンジャパン(神奈川県平塚市、0463-67-0878)はこのほど、射出成形と押出成形向けのコーティング「BALINIT MOLDENA」を発表した。ガラスファイバー強化樹脂(GFFP)…