金型業界のいまを届けるニュースサイト「金型しんぶんONLINE」

JANUARY

30

新聞購読のお申込み

由良産商 プレス・鍛造金型の長寿命化実現する超強度六角穴付ボルトを発売

金型や製品を小型・長寿命化

ボルト、ナットの課題解決を提案するねじ商社の由良産商(大阪市西区、06-6532-1331)はプレス金型などの高強度ニーズに応え、強度クラス14.9の「超強度14.9六角穴付ボルト」を開発、販売。高強度、耐遅れ破壊特性、耐疲労性に優れ、耐久性が求められるプレス金型や鍛造金型、工作機械など産業機械に採用され、金型の長寿命化に貢献している。

同製品は神戸製鋼所が開発した高強度ボルト用鋼「KNDS4」を用い、ボルトメーカーの極東製作所(大阪府東大阪市)と共同開発した商品で、引張強度1400N/㎟を誇りながら9%以上の伸びを実現し、0.2%耐力は1260N/㎟、保証荷重は1120N/㎟と高強度を誇る。

さらに、航空宇宙規格であるMJ規格を採用。ねじ部の谷底を浅く、谷底のR形状を大きくすることで応力集中を緩和し、耐疲労性を向上させた。由良泰雅社長は「自動車メーカーでプレス金型の耐久性における課題を解決した実績が多数あり、型寿命に課題を持つ現場や、工作機械、射出成形機のシリンダー用ボルトなど産業機械分野で採用が増えている」とし、2015年発売以降、年率10~30%で拡大している。

今後は自動車のEV化で部品の軽量化、小型化のニーズが増えると捉え、設計段階での提案を強化し、製品の軽量化、小型化を訴求していく。

金型新聞 2022年6月9日

関連記事

高出力タイプを発売 「リニア式真空ポンプ」 (日東工器)

高出力タイプを発売 「リニア式真空ポンプ」 (日東工器)

日東工器はこのほど、リニア駆動式の真空ポンプの高出力機種「VP0940T」を開発した。子会社のメドー産業が販売する。120l/分とシリーズ最大の吐出空気量と、到達真空度がマイナス53・3kPaと高出力を実現。一方で消費電…

汎用成形機で2色成形可能な金型と射出ユニット キヤノンモールド【金型テクノラボ】

2色成形は製品の高機能化や工数削減などのメリットが得られる一方、成形品質への不安や設備負担から導入をためらう企業は少なくない。キヤノンモールドでは、専用成形機を用いずに、汎用成形機による2色成形が可能な型内組立技術と小型…

カメラ内蔵金型による±5μm位置決めプレス サンコー技研【金型テクノラボ】

電子回路を組み込んだフィルム基板やICカードなどの精密打ち抜きで、大きな課題となるのが板材の位置決め。しかしプレス加工を手掛けるサンコー技研は、金型に内蔵したカメラとロボットにより±5μmの精度で位置決めしてプレス加工す…

高精度・長寿命
超硬エンドミルに新被膜
TOWA

受託加工も  高硬度材を削りたい、ドライ環境下でもっと長寿命な超硬工具がほしいというユーザーに朗報。半導体樹脂封止金型や製造装置を手掛けるTOWA(京都市南区、075・692・0250)は独自のコーティング技術である「H…

砥石の曲げ振動音観測による研削加工の自動化【金型テクノラボ】

著者は研削加工中、研削砥石に曲げ振動が生じていることを発見した。この振動から生じる微小な音(本研究では曲げ振動音と呼ぶ)をマイクロフォンにより測定することで加工状態の良否を識別できる技術を開発。その結果、ドレッシングイン…

トピックス

関連サイト