金型業界のいまを届けるニュースサイト「金型しんぶんONLINE」

FEBRUARY

11

新聞購読のお申込み

由良産商 プレス・鍛造金型の長寿命化実現する超強度六角穴付ボルトを発売

金型や製品を小型・長寿命化

ボルト、ナットの課題解決を提案するねじ商社の由良産商(大阪市西区、06-6532-1331)はプレス金型などの高強度ニーズに応え、強度クラス14.9の「超強度14.9六角穴付ボルト」を開発、販売。高強度、耐遅れ破壊特性、耐疲労性に優れ、耐久性が求められるプレス金型や鍛造金型、工作機械など産業機械に採用され、金型の長寿命化に貢献している。

同製品は神戸製鋼所が開発した高強度ボルト用鋼「KNDS4」を用い、ボルトメーカーの極東製作所(大阪府東大阪市)と共同開発した商品で、引張強度1400N/㎟を誇りながら9%以上の伸びを実現し、0.2%耐力は1260N/㎟、保証荷重は1120N/㎟と高強度を誇る。

さらに、航空宇宙規格であるMJ規格を採用。ねじ部の谷底を浅く、谷底のR形状を大きくすることで応力集中を緩和し、耐疲労性を向上させた。由良泰雅社長は「自動車メーカーでプレス金型の耐久性における課題を解決した実績が多数あり、型寿命に課題を持つ現場や、工作機械、射出成形機のシリンダー用ボルトなど産業機械分野で採用が増えている」とし、2015年発売以降、年率10~30%で拡大している。

今後は自動車のEV化で部品の軽量化、小型化のニーズが増えると捉え、設計段階での提案を強化し、製品の軽量化、小型化を訴求していく。

金型新聞 2022年6月9日

関連記事

三井精機工業 金型向けMC新機種の新機種

EVや5G関連に提案 三井精機工業(埼玉県川島町、049-297-5555)はこのほど、カメラレンズや精密部品用金型などの微細加工向けマシニングセンタ「PJ303X」と、大型プレート加工に適したジグ研削盤「J750G」を…

金属3Dプリンタ受注開始
東芝機械

 東芝機械は、小型から大型部品の造形が可能な金属3Dプリンタ「ZKシリーズ」の受注を開始した。レーザと金属粉末を同時に照射し造形する指向性エネルギー堆積方式(DED)方式で、高速、高精度な造形を可能にした。  ZKシリー…

【Breakthrough!】微細加工機

半導体やレンズ、電子部品など微細精密な金型は成長分野の一つだ。こうした市場に参入するには微細精密加工機は欠かせない。その技術は日進月歩で、加工精度もサブミクロンレベルが当たり前になっている。最近では参入する機械メーカーが…

松浦機械製作所 ハイエンドMCを刷新、高速・高精度に金型加工

松浦機械製作所は、ハイエンドのリニアモータ立形5軸制御マシニングセンタ(MC)「LF‐160」をモデルチェンジし発売した。主軸振動を大幅に低減したほか熱変位補正機能を拡充し、高速回転領域における加工精度を高めた。電子機器…

【Breakthrough!】形彫放電加工機

形彫放電は特定の高度な金型では不可欠な加工技術。最終工程に近いため、ミスができず、工程の負荷が高くなることある。加えて、電極消耗を考慮する必要があるため、加工条件の設定など、職人技術が求められることが多い。本特集では、こ…

トピックス

関連サイト