最新5軸やIoT対応も 4月20日から23日の4日間、インテックス大阪(大阪市住之江区)で開かれたインターモールド2016が閉幕した。今年は世界から440社・団体が出展し、4万7000人を超す来場者が集まった。出展社は…
カールツァイスが大阪の展示場をリニューアル

金型や自動車部品など製造業向けのX線CT装置やマルチセンサ測定機を販売するカールツァイスのIMTディビジョン(大阪府吹田市、06・6337・8031)は10月、大阪のショールームをリニューアルオープンした。旧ショールームよりもスペースが広く(約141㎡)、ゆったりと展示機を見学したり、商談や受託測定の打ち合わせをできるようにした。
新ショールームは、大阪市営地下鉄御堂筋線江坂駅から徒歩約5分の場所にあり、非接触・非破壊で寸法計測できるX線CT装置「METROTOM1500」や、三次元測定・形状測定・顕微鏡・投影機の4つの機能を持つマルチセンサ測定機「O‐INSPECT322/442」を展示。来場者は実機の測定デモを見学でき、金型などの加工物を持ち込んで寸法測定や形状比較評価、非破壊検査をしてもらうことができる(有料)。
原正丈アシスタントマネジャーによると「加工物を破壊せずに測定できるMETROTOMは、商品試作や開発時間を短縮するため自動車や電機製品など多くの製造業で導入する動きが広がっている」。IMTディビジョンは来年6月、名古屋にもショールームをオープンし、東京、大阪、名古屋で実機展示、デモ測定、受託測定できる環境を整える。
金型新聞 平成26年(2014年)11月14日号
関連記事
方向見極め、変化し攻める 昨年は補助金や投資減税などアベノミクスによる諸施策が奏功し、まだら模様ながら日本の製造業を明るいものにした。円安で輸出型の大手企業を中心に業績急回復。金型業界にもその影響は波及しつつあり、複数…
プレス用金型は23.6%減、プラ用金型は6.4%増 2024年12月の金型生産は、前年同月比6.1%減の290億5,462万円となった。前月比では10.0%増加した。数量は前年同月比15.7%の減、前月比では17.0%の…
目次金型メーカーアンケート型取引に関する政府の動向金型メーカーの実例紹介型取引適正化推進協議会座長 細田孝一氏に聞く記者の目 取引環境改善も道半ば 金型メーカーアンケート 政府が2016年の世耕プランで、取引環境の改善を…
製品の開発サイクルが短くなる中、シミュレーション技術に注目が集まっている。不具合を事前に予測でき、部品や金型の短納期化やコスト削減を実現できるからだ。中でも、量産時のパラメータ変動を考慮したシミュレーション手法であるRE…


