金型業界のいまを届けるニュースサイト「金型しんぶんONLINE」

OCTOBER

05

新聞購読のお申込み

三菱電機 本体変えずに性能アップ可能 ファイバーレーザー加工機を発売

三菱電機(東京都千代田区、03-3218-2111)はこのほど、ファイバーレーザー加工機の上位機種「GX‐Fシリーズ」の性能をアップデートできるソリューションを提供していくと発表した。ユーザーは導入済みの機械本体に新技術やシステムを付加することで最新の加工技術を利用することができる。

これまで最新技術を利用するには加工機本体ごと買い替える必要があった。耐用年数を迎えるまで新規設備の導入を待たなければならず、技術進歩があってもすぐに取り入れるのが難しかった。既存の加工機をアップデートできることによって、ユーザーは技術進歩に合わせて、競争力を維持することが可能になる。

2023年に提供する新技術は「AIアシスト2.0」と「Mz‐Power」の2つ。「AIアシスト2.0」は人工知能(AI)で、加工良否判定、速度最適化、焦点のリアルタイム調整を行い、加工不良を未然に防ぐ。「Mz‐Power」はレーザー発振器や加工ヘッドを制御し、厚板切断に最適なビーム特性やパラメータにすることで、高炉材厚板などの切断を可能にする。

また、自動化システムの拡張、後付けも可能になる。拡張した自動化システムは機械本体の買い替え後も流用することができる。

同社は「GX‐Fシリーズ」で12kWの発振器を搭載した「GX‐F120」も発売。従来の10kW搭載機に比べ、加工速度が上がり、生産性が最大30%向上。窒素切断の適用板厚も従来の 12㎜から16㎜に拡大し、厚板加工に対応する。

金型新聞 2023年1月10日

関連記事

【Breakthrough!】生産管理システム

機械の性能を最大限発揮させ、生産性を向上させるには、非稼働時間をいかに減らすかが重要になる。その肝となるのが、人や機械の稼働を最適化し、生産性の高い工程を組むことができる生産管理システムだ。近年は、工場全体や海外など複数…

CGTech 切削最適化ソフトの最新版<br>積層エラーひと目で

CGTech 切削最適化ソフトの最新版
積層エラーひと目で

 CGTech(東京都豊島区、03・5911・4688)は5月末日、切削シミュレーションおよび最適化ソフトウェア「VERICUT」に、より使いやすい新機能を追加した「バージョン8.1」をリリースする(写真)。  新機能の…

大昭和精機 回転中工具の高精度測定・補正

機械加工の課題の一つに機内工具測定が挙げられる。特に精密加工分野においては、工具の摩耗状態や刃先の動的振れ量を精確に測定する必要がある。本稿では、撮像式機内工具測定器「Dyna ZERO Vision」の機能説明のほか、…

独自の型構造を採用
トヨタ自動車

アンダーカットで新工法  トヨタ自動車は独自の金型構造を採用した新たなアンダーカットの処理方法を開発した。これまでに比べて高い意匠面が得られるほか、設計時間の短縮や、金型の保全の手間削減にもつながる。この機構は特許も取得…

【金型テクノラボ】安田工業 LabonosとMold Lock 高精度RPシステム

3Dプリンターの手軽さと切削加工機の具現化精度を兼ね備える3D造形ソリューション「Labonos(ラボノス)」。9月10日号で、その特徴を生かし試作樹脂型を自動造形することで試作品製作の様々な課題を解決する方法を紹介した…

トピックス

関連サイト