営業力強化し、海外市場開拓 日本国内の市場が縮小傾向にあり、受注を待っているだけでは、金型メーカーは厳しい状況が続きます。現状を打破するためには、金型メーカーが自立して仕事を受注し、市場拡大を自ら成し遂げるのが理想です。…
東京都金属プレス工業会 ものづくり経営会議
取引適正化について議論
東京都金属プレス工業会(増田靖治会長、増田製作所社長)は2月14日、金属プレス会館(東京都墨田区)で会員企業を取り巻く諸課題について議論する「ものづくり経営会議」を開催した。会議の様子はオンライン配信され、会員など約100人が視聴した。
同会議の開催は今回が初めて。取引適正化や中小製造業の販売力強化、事業承継など、金属プレス製造業が抱える諸課題について議論し、結果をまとめ、行政機関などに提言することを目的としている。今回は型管理の適正化、価格転嫁、価格交渉をテーマに据えた。

冒頭に増田会長が「取引条件の適正化を図り、成果を確実に獲得すること、各企業の収益力の向上を徹底的に推し進めたい」とあいさつ。基調講演では経済産業省の鮫島大幸氏が「型管理の適正化、価格交渉・価格転嫁」をテーマに講演。最新の法動向などを紹介し、「取引適正化に向け、国を挙げて取り組んでいる。積極的に価格交渉、価格転嫁を進めていただければと思う」と話した。

パネルディスカッションでは鮫島氏、経営コンサルタントの大場正樹氏、同工業会の理事である釘井俊将氏(昭和鋼機工業社長)、橋本靖久氏(橋本精密工業社長)、堀隆一氏(ホリコー社長)、松本知之氏(松本製作所社長)が登壇し、取引適正化、価格交渉・価格転嫁、賃上げ・脱炭素について意見を交わした。また、視聴者を対象にオンラインアンケートを実施し、業界の現状や課題なども明らかにした。
閉会のあいさつでは理事の河野正樹氏(中岡プレス工業社長)が登壇し、「現在の商習慣は戦後、右肩上がりの時代に構築されたもの。我々も勉強して業界全体がいい方向に向かうように努力しないといけない」と語った。
金型新聞 2025年3月10日
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