金型業界のいまを届けるニュースサイト「金型しんぶんONLINE」

SEPTEMBER

10

新聞購読のお申込み

永井製作所 本社近くに新拠点設立

事業創出、人材交流の場に

「クリエイティブな発想で仕事ができる空間づくりを目指した」—。

プレス金型を設計、製造している永井製作所(群馬県邑楽町、0276・88・3311)は本社工場からほど近い多々良沼(同館林市)のほとりに新たなオフィスを設立した。設計支援、セミナー開催、シェアオフィスなどさまざまな用途で活用していく考え。

同拠点は別会社として立ち上げた。社名は「エヌラバ」。同社の頭文字である“N(エヌ)”と、かつてこの土地で“たたら製鉄”が行われていたことや、さまざまな人たちが交流する“場”といった言葉を組み合わせて名付けたという。

同社は1961年の創業以来、金型の設計製作に一貫して取り組んできた。一方で、足元では人材不足や国内市場の縮小などの課題が深刻化しており、次代を見据えた取り組みが不可欠となっている。

永井慎也社長は「幅広い人たちが集い、交流できる場をつくることができれば、新しい事業のヒントや、新しい人材との出会いが生まれるはず。『エヌラバ』をきっかけにそうした輪を広げていきたい」と話す。

現状は主にセミナーやミーティング、意見交換会を開催する他、シェアオフィスとしても開放する。将来的には設計支援やものづくり支援などの新規事業を構想する。「既存の枠組みや固定観念にとらわれず自由な発想で新しい事業に挑みたい」(永井社長)。金型事業に次ぐ新たな成長の柱を模索する。

金型新聞 2025年3月10日

関連記事

三洋技研 ワンチャックで穴と形状加工【特集:尖った技術を使いこなせ】

工程集約で短納期化 自動車や家電、住宅設備向け精密プラスチック金型を手掛ける三洋技研(名古屋市西区)は1987年に設立し、顧客の開発案件から金型設計・製作、トライ(30~150t)までの体制を確立。熱可塑性樹脂から熱硬化…

ホリテック 海外展開進め、ブランド拡大【金型応援隊】

ホリテックは樹脂成形・ダイカスト用金型向けの洗浄機メーカー。同社製装置は金型に付着したガス焼けや油汚れ、配管内の水垢などを取り除くことができ、金型メンテナンスを効率化する。 国内を中心に多くの実績を重ねてきた同社だが、足…

名古屋精密金型 植物由来の樹脂でタンブラー製作

自動車用ヘッドランプなどプラスチック金型を手掛ける名古屋精密金型(愛知県知多郡東浦町、0562・84・7600)は昨年、渡邊祐子氏が社長に就任し、金型メーカーの新たな可能性に挑戦。地元である東浦町の特産品であるぶどうを原…

J-MAX 新工場建設や船活用でCO2削減【特集:カーボンニュートラルに向けたはじめの一歩】

自動車の大型プレス用金型及び部品を製造するJ‐MAX。特に、ハイテン材・超ハイテン材用の金型で高い技術を有し強みを発揮している。「2030年度までに、CO2排出量を2013年度比半減、50年度にはカーボンニュートラル実現…

ニチダイ 古屋氏が代表権のない会長に

ニチダイは4月1日付けで代表取締役会長の古屋元伸氏を代表権のない取締役会長とする人事を発表した。コーポレートガバナンスの強化を図るためとしている。 金型新聞 2022年4月10日

トピックス

AD

「安かろう悪かろう」を覆す「Autodesk® Fusion®」の実力 応用技術(株)がウ...

応用技術株式会社(大阪市北区、06・6373・0440)は7月8日、ウェビナーイベント「Fusion DAY」を開催した。 応用技術はオートデスク代理店の最上位資格である「... 続きを読む

関連サイト