会員5社でインターンシップ 岐阜県金型工業組合(黒田隆理事長・黒田製作所会長)は7月28日、じゅうろくプラザで韓国の光州広域市と韓国金型産業振興会との間でMOU(事業協力覚書)を締結し、光州市の全南工業、光州工業、光州…
関東グランドフェア2016
課題を「スマート」に解決
ロボットや5軸最新の自動化を提案
幕張メッセ7月8日㈮〜9日㈯
「産業とくらしの関東グランドフェア」が7月8日㈮・9日㈯、千葉市美浜区の幕張メッセで開幕する。今年はテーマを「Smart Power,Resilience Action スマート&レジリエンスがあたりまえになる社会へ」とし、省エネや自動化などのスマートなものづくりや、減災・防災に関連した提案を行う。5軸加工機や難削材向け工具、など金型メーカーの課題を解決できる新技術が出そろう。
省エネや計測も
2つに別けられたテーマゾーンで来場者にわかりやすく製品を紹介する。(写真は前回展)
今回はテーマにあるように、環境対策や省エネ、自動化、検査・計測などの製品や提案で、スマートなものづくりを紹介する。近年注目を集めている、防災や減災などのレジリエンス向けの展示も行う。
これらの展示の象徴となるのがテーマゾーンだ。今回は「スマート」と「レジリエンス」に大別。スマートゾーンでは、省エネを中心とした環境対策、ロボットなどによる自動化、近年ますます重要となる検査・計測の3つを中心により具体的な展示を行う。レジリエンスゾーンでは、水、照明、備蓄などの工場向けの減災・防災製品も多数展示する。また、テーマゾーンを楽しみながら、理解を深めてもらえるように、昨年も好評だった、正解すれば景品がもらえるクイズツアーも行う。
今回も事業本部ごとにテーマを設定。工作機械を扱う機械エンジニアリング本部は「変化する市場構造に対応する無人化・自動化技術を提案し生産性向上と国土強靭化に貢献する」がテーマ。金型向けの5軸加工機など最新の工作機械のほか、CAD/CAMをはじめソフトも紹介する。さらに今年はIoT(もののインターネット)に対応できる設備提案なども行う予定だ。
工具や機器などをメーンに扱う機電本部ではテーマを「『産業とくらしの流通プラットフォーム』を基盤に最新鋭の製品をご提案します」とした。高硬度材を効率よく削ったり、工場の省エネ提案だったり、金型づくりに必要な製品を数多く紹介する。
特別講演では、産業技術総合研究所のロボットイノベーション研究センターの比留川博久研究センター長が「ロボットイノベーション~ロボットがつなぐ『産業とくらし』の未来」と題した講演を行う。
金型新聞 平成28年(2016年)7月4日号
関連記事
もっと広義な意味に 緩やかな連携が進む 経営者は思考の変革を 〜M&A・企業連携〜 1959年生まれ、大阪府出身。82年サンスター技研に入社、2005年同社代表取締役、19年2月ツバメックス代表取締役に就任し、…
コストダウン、納期短縮図る 自動車用アルミダイカスト部品メーカーの美濃工業(岐阜県中津川市、0573-66-1025)は2021年3月、埼玉県熊谷市に「熊谷金型センター」を設立し、金型製造を開始した。20年10月には静岡…
新型コロナで需要が減速し、自動車の電動化で産業構造が変わるかもしれない。先の見通しにくい混沌とする時代に、リーダーはどういったことを心掛け、自らの指針としているのか。時代をリードに考えを聞いた。 伊藤製作所 伊藤 澄夫…
電動化、小物部品に事業拡大 ダイカスト金型メーカーの米谷製作所は今年2月、自動車部品メーカーの田中精密工業グループに入った。自動車の電動化によって事業領域の拡大が求められる中、単独での経営は難しいと判断した。既存事業を継…





