金型業界のいまを届けるニュースサイト「金型しんぶんONLINE」

MAY

05

新聞購読のお申込み

研削盤約60台を展示
岡本工作機械製作所 安中工場で自社展

岡本工作機械製作所 自社展

毎年にぎわう会場

 岡本工作機械製作所は8月3、4日の2日間、安中工場(群馬県安中市)でプライベートショー「OPENHOUSE2017」を開催する。今春に発売した新製品の汎用研削盤など60台以上の研削盤を展示するほか、加工実演や講演会も行う。研削周辺機器メーカーも出展するなど、研削工程全体の加工提案を披露する。

 同展は2年に1度、安中工場で開催している。今回は、高能率、複合、全自動、超精密、IoTなど全10テーマに分けて展示する。とくに注目は、今春に発売した新製品の汎用平面研削盤「PSG‐SA1」。発売以来30年以上のロングセラー機種「PSG‐DX」の後継機で、新機能を追加し、性能を向上させた。同展では、全サイズ(6種類)を展示する。

 また、加工実演では、門型研削盤による切込み量100μmの高能率研削や、全自動研削システム「MUJIN」による自動研削などを披露。講演会では、伊藤暁技術開発本部長が「研削盤の未来について」をテーマに講演する。

 そのほか、砥石やチャック、ろ過装置、ソフトなど周辺機器メーカーが約20社出展する。石井常路社長は、「今回の展示会を通じて、新たな研削加工を提案し、研削工程に革命を起こしていきたい」としている。

金型新聞 平成29年(2017年)7月4日号

関連記事

イースタン技研 河西正彦会長が死去

放電加工周辺機器の販売やプレス金型製造などを手掛けるイースタン技研(神奈川県大和市、046-269-9911)会長の河西正彦(かわにし・まさひこ)氏が8月19日午後3時47分、死去した。79歳。東京都出身。通夜・告別式は…

金型企業の代弁者として情報を発信<br>日本金型工業会 小出 悟 会長に聞く

金型企業の代弁者として情報を発信
日本金型工業会 小出 悟 会長に聞く

 人材の不足や育成、CASE(コネクティビティ・オートノマス・シェアード・エレクトリック)に代表される自動車産業の変化による影響、台頭する新興国など、日本の金型産業は様々な課題を抱えている。これらに対してどう立ち向かって…

日本金型工業会 ISTMA総会を報告
世界の金型生産、約8兆5000億

 日本金型工業会は昨年12月、各支部(東京・名古屋・大阪)で6月にブラジル・ジョインビル市で開催されたISTMA総会(国際金型協会)の報告会を開いた。それによると世界の金型及び金型部品などの生産金額は約8兆5000億円(…

【金型生産実績】2020年10月 24.3%減の259億8,000万円

プレス型は30.6%減、プラ型は9.2%減  2020年10月の金型生産は、前年同月比24.3%減の259億8,000万円と大幅に減少した。前月比でも16.7%の減少。数量は前年同月比2.8%減の4万1,617組、重量は…

静岡理工科大学 理工学部機械工学科 教授
後藤 昭弘氏 〜鳥瞰蟻瞰〜

大学を上手く活用し、技術開発につなげる場に 強み見つけ、競争力を強化  金型は集積技術です。機械加工や表面処理、材料、最近ではITなど、色々な技術が上手く組み合わさることによって、はじめて良い金型が出来上がる。大学では、…

関連サイト