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大分県工科短大が講座、保全技術者を育成

大分県はこのほど、平成26年度の「金型技術者育成講座」の開講式を大分県立工科短期大学校(大分県中津市)で開き、同講座受講者の16社21人が参加した。金型の保全技術者の確保と技術の集積を図り、産業集積を促進するのが目的で、育成講座3講座を開講。大分県産業集積推進室、大分県立工科短期大学校、大阪府ものづくり支援課、大阪産業振興機構、大分県自動車関連企業会が主催している。
挨拶に立った大分県商工労働部の西山英将部長は「九州における自動車生産台数は平成24年度に142万台、平成25年度も137万台と高水準となっている。さらに成長の見込まれる次世代自動車に対応するため、基幹部品の製造技術や高機能材料の成形技術の高度化など、生産現場の人材育成を図ることが求められる」と語り、同校の佐伯心高校長も「自動車部品の多くは射出成形金型を使用し、この保全が製品の品質に大きな影響を与える」と講座の意義を語った。
同講座にはダイハツ九州、明星金属工業など自動車メーカーや金型企業が協力している。金型技術育成3講座はプレス金型実践講座、射出成形金型実践講座、金型補修技能講座に分かれて行う。
同日は自動車産業振興セミナーとして「~真のmade in 九州をめざして~」をテーマにダイハツ九州相談役の魚井和樹氏が講演。ダイハツのものづくりコンセプトはシンプルでスリム、コンパクトを目指し、ムダを排除することに力を注ぎ、「アジアで通用する安くて良いものを生産する」。特に同社は品質向上を掲げ、「品質意識の高い人材育成による更なる品質向上」の必要性を説き、金型技術に関しても、考える大切さ、設備を最大限引き出す人の力が重要とした。
金型新聞 平成26年(2014年)12月10日号
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