順送プレス工程では材料の搬送量管理にパイロットやミスフィード検出が使われているものの、搬送に関わる不具合がしばしば発生している。所望の搬送が実現できない場合、不良品の発生にとどまらず、金型破損につながる場合もある。本稿で…
匠ソリューションズ 型内部の温度可視化
異常を早期発見
匠ソリューションズ(仙台市、022・342・1888)は、金型内の温度変化をリアルタイムで測定できるワイヤレス温度計測システム「TWINDS‐T」を開発した。樹脂金型やダイカスト金型などの金型内部の温度を可視化し、製品の歩留まり改善や金型異常の早期発見などにつなげる。
最大8箇所のK型熱電対を一括で0.1秒ごとにモニタリング。取得した温度データは、無線で専用のモニタリングソフト(東杜シーテックが開発)が入ったPCに送信し、リアルタイムでグラフ表示することで金型内の細かな温度変化を可視化できる。JIS規格IP67相当の高い防塵・防水性で過酷な鋳造環境でも使用できる。
これまで不良発生時の際には、原因特定や対策立案に多くの時間がかかっていた。金型内の温度を可視化し、ショットごとの計測結果と不良品を紐づけて歩留まり改善や不具合原因の早期究明など品質向上やコスト削減に貢献する。
金型新聞 平成29年(2017年)12月10日号
関連記事
スクラップ落下率は90.7%から97.1%に向上、金型設計も変革 SUBARUはシミュレーションを活用し、プレスラインのスクラップ落下不良を削減するための仕組みを考案した。「スクラップの落下不良は金型の破損などを引き起こ…
エアクッション金型組立台 ユーロテクノ(東京都杉並区、03・3391・1311)はこのほど、エアで金型を浮かして組み立てを簡単にする作業台「エアクッション金型組立台」を発売した。 オーストリア・モイスブルガー社製。可…
ダイカスト金型などで、自由な形状に水管を設計・制作し、金型の冷却効果を高める技術が注目を集めている。自由水管の製作手法として金属3Dプリンタがあるが、拡散接合技術もその有力な一つだ。本稿では、スロベニアのHTS IC社が…
マイクロセンタ「YMC430Ver・Ⅲ」 安田工業の公式ホームページはこちらから 現場の課題 半導体や医療機器、光学機器をはじめとする分野の金型は近年、より精密、微細で、一段と高い精度が求められている。 提案・効果 …

