金型業界のいまを届けるニュースサイト「金型しんぶんONLINE」

JULY

19

新聞購読のお申込み

ヤマシタワークスが3工場を集約

パンチ・ピンの生産効率化
DSC05542_R
年間4万本に

自動車や医薬品関連の金型を手掛けるヤマシタワークス(兵庫県尼崎市、山下健治社長、06・4868・8477)は本社工場の隣接地に新工場を設け、尼崎市内に複数あった工場を集約する。拠点を1か所に集めることで、生産効率を高め、1割程度の増産につなげる。
新工場は鉄骨二階建てで延べ床面積は1000㎡。約2億円を投じ、高精度なマシニングセンタやプロファイル研削盤などの設備も増強した。現在約3万6000本のパンチやピンの製造を4万本に引き上げるほか、他の部品の製造などでも、1割以上は生産効率の改善を図る。
同社の工場は尼崎市内に車で10分程度の場所の3カ所に分かれていた。各工場で、自動車業界向けパンチ・ピンや薬剤用金型、超硬部品、鏡面磨き装置「エアロラップ」の製造を分散してきたが、「工場が分かれていると生産効率の改善に限界があった」(山下社長)ため、本社工場の隣接地に工場の新設を決めた。
工場新設で、本社工場と合わせて延べ床面積は2400㎡に拡張。旧2工場の技術者ら約25人が新工場に移る。また閉鎖する2工場は当面は売却しない。「将来的には新規事業も含めて、生産増強も考えたい」(山下社長)と更なる拡張も検討している。
同社の2014年3月期の売上高は過去最高の約15億円。今期も増収を見込み、工場集約による効果などもあり、16年3月期には18億円の売上高を目指す。

金型新聞 平成26年(2014年)10月20日号

関連記事

がんばれ!日本の金型産業特集<br>光金型製作所 光久 一広 専務

がんばれ!日本の金型産業特集
光金型製作所 光久 一広 専務

10tクラスの金型を製造 トライ&メンテの少ない金型 「ある自動車用ユニット部品の金型構造は複雑で、最初は赤字だった」と光久専務は話す。創業時パナソニックやシャープなど弱電メーカーの樹脂金型を製作し成長してきた同社は長年…

板鍛造プレスによる金型内ねじ転造工法の確立【金型テクノラボ】

雄ねじの加工では鍛造と切削や転造などの2つ以上の工程を必要とする。工数が多くなるため、リードタイムの悪化やコストアップという課題が指摘されてきた。当社ではコンパクトな「ねじ加工性金型」を開発し、金型内で一貫してねじ転造が…

【特集】日本の金型業界に必要な4つの課題 -デジタル化-

PART2 打田製作所 社長・打田尚道氏に聞く「デジタル化」 トップの判断が必要不可欠 業務フローを簡素化し、  現場が楽になること目指す なぜ金型企業がデジタル化を進める必要があるか。ここでいうデジタル化を「人に依存し…

2013年 金型メーカーの工作機械設備投資

広がる設備強化 国内17%増、海外23%増  国内外の金型メーカーは昨2013年、日本製工作機械を約510億円設備投資した。1台当りの工作機械を仮に2000万円とすると、2550台の投資をしたことになる。目的は、金型生産…

カミナシ DXで設備保全を見える化・効率化

工数半減・停止時間を縮小 スタートアップのカミナシ(東京都千代田区、03・6206・0374)は、設備保全業務を一元管理できるクラウド型DXサービス「カミナシ設備保全」の提案を強化している。同サービスは設備の異常発生や修…

トピックス

関連サイト