金型業界のいまを届けるニュースサイト「金型しんぶんONLINE」

APRIL

04

新聞購読のお申込み

新中期経営計画「SAIMS247」スタート【ササヤマ challenge!Next50】

自動車部品などのプレス金型を手掛けるササヤマは設立50周年を迎えた昨年度、新たな中期経営計画をスタートした。その3カ年のプロジェクトは金型製作期間を半減するなど競争力の再強化を目指す。EV化が加速するなど取り巻く経営環境が変化する中、次の50年を勝ち抜く力をつける。

新中期経営計画「SAIMS247」の一環として昨年、本社工場に機械加工棟を増設した

新中期経営計画は「SAIMS247」(SASAYAMA Autonomy and Independence Manufacturing System)。2021年8月~24年7月の3カ年で、生産効率化やデジタル技術による生産進捗の見える化などにより、金型の製作期間(現在平均10カ月)の半減を目指す。

ササヤマは自動車のシート部品やボディ骨格などのプレス金型を手掛ける。特に塑性変形で高度な技術を要するウルトラハイテン材用金型を得意とする。工期を短縮することで競争力を高める。

新中計の一環として本社工場に機械加工棟を増築。加工エリアを約2・2倍に広げ、ここに古海工場を集約した。工場間の搬送の手間削減や内製化による生産効率化が目的で今期初めの昨年9月に稼働した。

さらにデジタル技術によって金型を構成する全ての部品の生産進捗を管理。データを蓄積しそれに基づき将来、金型の生産計画や価格見積りの精度を高める。そのうえでマテハンなども導入し効率をより高める計画だ。

そしてこうした取り組みを通じ社員が仕事にやりがいを持ち、一致団結する組織を作り『楽しい会社』にする。「社員一人ひとりが意思を持ち、自立しながら、相互に信頼しワンチームで目標を実現する会社にしていきたい」(笹山勝社長)。

金型新聞 2023年4月10日

関連記事

2021年に売上高50億円
オネストン 鈴木 良博社長に聞く

 パンチやダイ、強力ばねなどプレス金型部品を取り扱うオネストンは2021年に創業50周年を迎える。プレス部品専門商社として基盤を築き、近年は「1個づくり」をテーマにした特殊品対応やリバースエンジニアリングほか、アメリカ・…

多様化するニーズに応えるプレス加工機5選[プレス加工技術最前線]

自動車の電動化に伴い、モータやバッテリーといった電動化部品の加工需要が増加している。また、プレス加工時の状況をリアルタイムに把握して、生産性の向上や品質の安定化につなげる技術を開発する動きも進む。プレス加工機メーカー各社…

切削加工の領域を拡大 矢野雄介氏 (碌々スマートテクノロジー社長)【この人に聞く】

微細加工機メーカーの碌々スマートテクノロジー(東京都港区、03・3447・3421)は昨年、「碌々産業」から社名を変更した。創立120周年を迎え、これまで標榜してきた「微細加工機のリーディングカンパニーへ」から「微細加工…

Hexagon MI グループ企業4社を統合【この人に聞く】

計測からソフトまで一貫サポート 今年7月、計測機器やCAD/CAMなどの企業を傘下に持つHexagonグループの4社が統合し、Hexagon Manufacturing Intelligence(以下Hexagon MI…

AMや真空炉など積極投資 北田博治氏(アッサブジャパン社長)【この人に聞く】

ウッデホルムやボーラーブランドで知られる特殊鋼メーカーのアッサブジャパン。昨年には、日本進出70周年を迎え、金属3Dプリンタ(AM)事業の強化や、真空炉を設備投資するなど積極的に事業展開を進めている。世界中で販売するグロ…

トピックス

関連サイト