半導体向け需要拡大続く TOWAの2021年3月期連結決算は売上高297億円(前期比17.6%増)、営業利益33億8800万円(同5.5倍増)で増収増益となった。 新型コロナウイルスの世界的な流行で厳しい状況が続いたが、…
日本レーザーウェルディング 大型金型の補修に力


YAGレーザーで金型の補修を手掛ける日本レーザーウェルディング工業(埼玉県川口市、048・430・7492、小堀泰一郎社長)はこのほど、都内にあった工場を埼玉県川口市に移転した。北関東地域の営業強化が狙い。大型金型に対応した設備も導入する計画で、同地域での受注拡大を目指す。
同社は1993年、佐賀県でシボメーカーとして創業。8年前にドイツ・アルファ社のYAGレーザー溶接機を導入、九州で金型補修を行ってきた。特にアーム式の溶接機を所有し、大型の金型補修が得意でバンパー用の金型の補修を手掛けた実績もある。
昨年、受託エリアを拡大すべく都内に工場を構え、関東に進出した。「大型金型が多い北関東の開拓とユーザーの利便性向上につながる」と判断し、一年で工場移転を決めた。
新たな工場は約100㎡の敷地を確保。現有のアーム式の2台に加え、高出力の500wのレーザー溶接機も導入する計画だ。小堀社長は「特急対応も行い、受注を広げたい。またJIMTOFではスリーエー産業のブースでデモも行うのでお立ち寄り頂きたい」と話している。
金型新聞 平成26年(2014年)10月20日号
関連記事
前年同月比3.5%増の268億6、800万円 プレス型は0・1%減、プラ型は8・7%増 日本金型工業会(会長牧野俊清氏)は、経済産業省機械統計(従業員20人以上)による平成26年4月の金型生産実績をまとめた。それによると…
東京都金属プレス工業会(増田靖治会長、増田製作所社長)は、金属プレス製造業が直面する課題の解決に向けた要望をまとめた提言書を東京都や中小企業庁、経済産業省に提出した。燃料価格の変動に対応する「燃料サーチャージ」制度の検討…
研削・放電・切削の基礎知識 型技術協会(横浜市中区、045-224-6081)は2月22日、研削加工や放電加工、切削加工の基礎をテーマに、金型加工に必要な技術や知識を紹介するウェブ講習会を開く。 研削加工は成型を繰り返し…
金型産業 発展へ 日本金型工業会 5つの施策 出席者 エムエス製作所社長 迫田 幸博氏 小出製作所社長 小出 悟氏 長津製作所会長 牧野 俊清氏 日進精機相談役 加藤 忠郎氏 野田金型社長 堀口 展男氏 2月号で…


