中小製造業のグループ化事業に集中できる環境を整備優れた技術守り次代につなぐ 2006年に金型ベンチャー企業から父が経営するねじメーカーの由紀精密に入社しました。そこで感じたのは企業規模が小さすぎて、あらゆる機能が無さすぎ…
植田機械 植田 修平社長に聞く
UMモールドフェアの見どころ

来場者の技術革新に貢献
JIMTOFで展示された工作機械や機器、ソフトなど金型や部品加工における最新技術を一堂に集めて披露するUMモールドフェア。今回は新型の5軸加工機や金属3Dプリンタが登場するほか、自動車や光造形の最先端の生産技術を紹介する講演も行われる。主催する植田機械の植田修平社長に抱負や見どころを聞いた。
―最新鋭の工作機械や機器が出品するUMモールドフェア。今回はどんな技術や製品が登場するのでしょうか。
「UMモールドフェアのコンセプトはアフターJIMTOF。昨年東京で開かれたJIMTOF2014に出品した最新機種を披露するのが趣旨です。微細加工用のマシニングセンタや高速加工ができるワイヤ・放電加工機、自動化の機能を高めた研磨機をはじめ、今注目の金属3Dプリンタや新型の5軸加工機も登場します。ほかにも測定機や治工具、ソフトウェアなど様々な技術を紹介します。金型や部品加工における最先端の技術を披露し、来場者の皆様の技術革新のお役に立ちたいと思っています」。
―会期中は自動車や光造形に関する講演会も行われますね。
「今回は、日産自動車の生産・SCM部門でアライアンスグローバルダイレクターとしてルノーと日産の双方をマネジメントする清水氏と、光造形などを手掛けるクロスエフェクトの竹田社長に講演して頂きます。清水氏には日産自動車とルノーがアライアンスを組んだこれまで15年の取り組みやグローバル展開などにおける生産技術の取り組みを、竹田社長には光造形と独自のキャスティング技術による新市場の開拓などについて語って頂きます」。
「来場者の皆様には、日本のものづくりの基盤である自動車産業の動きやものづくり企業の勝ち抜く道を知ることで未来を拓くヒントにして頂ければと思い、お二人に講演をお願いしました」。
―今回もどんな業種や立場でも入場無料のオープンフェアとして開かれます。
「UMモールドフェアのそもそもの目的は日本のものづくりのお役に立つこと。金型メーカー様や部品メーカー様をはじめ生産財のメーカー、そして商社の方々など、ものづくりに携わる様々な人にも来て頂きたい。JIMTOFに行けなかった、あるいは注目の技術を見ることができなかった方に最新技術に触れて頂き、日本のものづくりの底上げにつながって欲しいと思っています」。
―今年は植田機械の創業50周年にあたりますね。
「創業50年の節目にUMモールドフェアを開催できることを心より喜んでいます。これもひとえに、お客様や仕入先メーカー様のこれまでのご支援の賜物と感謝しております。ただ近年、我々を取り巻く環境は大きく変化しています。今後もお客様、そして仕入先メーカー様にご満足頂き、日本のものづくりに貢献するには、さらに一段と研鑚を重ねていかなければなりません。時代の動きを捉え、人材を育て、組織力を高め、そしてものづくりに貢献できるよう取り組んでいきます」。
金型新聞 平成27年(2015年)1月23日号
関連記事
昨秋、日本金型工業会は6年ぶりに改訂した「令和時代の金型産業ビジョン」で、金型メーカーはこれまでのように単に言われたものを作るだけの「工場」から、顧客に価値提供する「企業」への変革が必要だと指摘した。これまで続けてきた…
VR、CGなどのグラフィックス系ソフトウェアの設計・開発を手掛けるソフトキューブは、3D切削シミュレーションソフト、「VirtualNC」の配信を開始した。 同製品はNCプログラムを読み込ませると、仮想空間上で工具を動か…
GFマシニングソリューションズ(横浜市神奈川区、045・450・1625)は今年8月、AM事業部長の小林貞人氏が社長に就任した。放電加工機やマシニングセンタ(MC)、自動化システムなどを手掛ける同社は今後、日本の金型業界…
考え方や能力異なる 人材活躍するワンチーム 時代の変化にしなやかに ~ダイバーシティ~ 1976年生まれ、北海道札幌市出身。99年工学院大学工学部機械工学科を卒業し、オーニックに入社。2013年、社長に就任。経営理念で…
