金型業界のいまを届けるニュースサイト「金型しんぶんONLINE」

JUNE

30

新聞購読のお申込み

植田機械 植田 修平社長に聞く
UMモールドフェアの見どころ

ものづくりのお役に立ちたい
DSC07443_R
未来を拓く新技術

 来場者の技術革新に貢献

 JIMTOFで展示された工作機械や機器、ソフトなど金型や部品加工における最新技術を一堂に集めて披露するUMモールドフェア。今回は新型の5軸加工機や金属3Dプリンタが登場するほか、自動車や光造形の最先端の生産技術を紹介する講演も行われる。主催する植田機械の植田修平社長に抱負や見どころを聞いた。

―最新鋭の工作機械や機器が出品するUMモールドフェア。今回はどんな技術や製品が登場するのでしょうか。

 「UMモールドフェアのコンセプトはアフターJIMTOF。昨年東京で開かれたJIMTOF2014に出品した最新機種を披露するのが趣旨です。微細加工用のマシニングセンタや高速加工ができるワイヤ・放電加工機、自動化の機能を高めた研磨機をはじめ、今注目の金属3Dプリンタや新型の5軸加工機も登場します。ほかにも測定機や治工具、ソフトウェアなど様々な技術を紹介します。金型や部品加工における最先端の技術を披露し、来場者の皆様の技術革新のお役に立ちたいと思っています」。

―会期中は自動車や光造形に関する講演会も行われますね。

 「今回は、日産自動車の生産・SCM部門でアライアンスグローバルダイレクターとしてルノーと日産の双方をマネジメントする清水氏と、光造形などを手掛けるクロスエフェクトの竹田社長に講演して頂きます。清水氏には日産自動車とルノーがアライアンスを組んだこれまで15年の取り組みやグローバル展開などにおける生産技術の取り組みを、竹田社長には光造形と独自のキャスティング技術による新市場の開拓などについて語って頂きます」。
「来場者の皆様には、日本のものづくりの基盤である自動車産業の動きやものづくり企業の勝ち抜く道を知ることで未来を拓くヒントにして頂ければと思い、お二人に講演をお願いしました」。

―今回もどんな業種や立場でも入場無料のオープンフェアとして開かれます。

 「UMモールドフェアのそもそもの目的は日本のものづくりのお役に立つこと。金型メーカー様や部品メーカー様をはじめ生産財のメーカー、そして商社の方々など、ものづくりに携わる様々な人にも来て頂きたい。JIMTOFに行けなかった、あるいは注目の技術を見ることができなかった方に最新技術に触れて頂き、日本のものづくりの底上げにつながって欲しいと思っています」。

―今年は植田機械の創業50周年にあたりますね。

 「創業50年の節目にUMモールドフェアを開催できることを心より喜んでいます。これもひとえに、お客様や仕入先メーカー様のこれまでのご支援の賜物と感謝しております。ただ近年、我々を取り巻く環境は大きく変化しています。今後もお客様、そして仕入先メーカー様にご満足頂き、日本のものづくりに貢献するには、さらに一段と研鑚を重ねていかなければなりません。時代の動きを捉え、人材を育て、組織力を高め、そしてものづくりに貢献できるよう取り組んでいきます」。

金型新聞 平成27年(2015年)1月23日号

関連記事

金型企業の代弁者として情報を発信<br>日本金型工業会 小出 悟 会長に聞く

金型企業の代弁者として情報を発信
日本金型工業会 小出 悟 会長に聞く

 人材の不足や育成、CASE(コネクティビティ・オートノマス・シェアード・エレクトリック)に代表される自動車産業の変化による影響、台頭する新興国など、日本の金型産業は様々な課題を抱えている。これらに対してどう立ち向かって…

「新たな壁に挑み突破できる組織作り」 大垣精工・松尾幸雄社長[この人に聞く]

プレス金型及び量産を手掛ける大垣精工(岐阜県大垣市、0584-89-5811)は今年3月、松尾幸雄氏が社長に就任し、新たな船出に乗り出した。同社は独自の技術で世界シェア№1を誇るハードディスクドライブ(HDD)部品をはじ…

【ひと】明輝 技術部・センシル クマールさん 高度な技術に挑むインド出身の金型設計者

インド・ムンバイ出身。2018年に来日し、プラスチック金型メーカーの明輝に入社した。担当は設計。自動車内外装品や機能部品など大小様々な金型を手掛けている。 金型技術者だった父親の影響で幼い頃から金型に興味を持っていた。地…

KOEI TOOL SKD61相当材の冷却水管【特集:金型づくりで広がる金属AM活用】

ダイカスト市場に参入 「始まりはプラスチック成形向けの3D冷却水管だった」と話すのはKOEI TOOL(旧ケイプラスモールドジャパン、今年4月に社名変更)のAM課の石井陽部長。同社は日本、シンガポール、マレーシア、ベトナ…

動き出す 「メガキャスト」、国内外で協業進め顧客の半歩先行く提案 米谷 強氏(米谷製作所 代表取締役社長)【鳥瞰蟻瞰】

当社は今年4月、同じ新潟県に拠点を構えるプラスチック金型メーカーの共和工業との協業を発表しました。主な目的は、電気自動車(EV)の車台やバッテリーケースなどを一体成形する「メガキャスト」向けの超大物金型の開発、製造です。…

トピックス

関連サイト