我々の生活の中で使われるものの多くは金型から成形され、製造されている。多数の製品を成形する金型は摩耗し、損傷するが、その補修に関する工程のほとんどが手作業で行われているのが現状である。ここでは、デジタル技術と金属積層技術…
金型に微細な窪み<リプス・ワークス>

レーザー加工機による微細加工受託・技術開発を手掛けるリプス・ワークス(東京都大田区、03・3745・0330)はこのほど、レーザーで金型表面に微細な加工を施す「マイクロテクスチャー加工事業」を始めた。窪みなどの加工をすることで、金型の長寿命化など高付加価値化が図れる。
バリや溶融物が発生しないパルス幅がピコ秒(1兆分の1)のレーザー加工機で、超微細な窪みや溝などの加工を行う。金型表面に加工することで、接触面積が少なくなるため摩擦係数が低減し、長寿命化が期待できる。
また、パンチプレス用金型では窪みに潤滑油が滞留し、少量の油での加工が可能。射出成形金型では、内面に加工し、窪みに空気が入ることで離型剤の代わりとなる。コストダウンが図れるほか、加工後の洗浄が圧倒的に簡単となるなど、作業工程の短縮や環境改善に貢献する。
また、同社は受託加工のほか、同社製レーザー加工機の販売も行っている。
金型新聞 平成26年(2014年)7月2日号
関連記事
EV化などによる金型需要の変化やAMをはじめとする新たな製造技術の登場など金型産業を取り巻く環境はこれまで以上に大きく変化している。金型メーカーには今後も事業を継続、成長させていくため未来を見据えた取り組みが求められてい…
柔軟さをもって変化 昨年の年明けには、この年がこのような事態になるとは考えてもおりませんでした。今、私たちは変革の真只中に立っています。いかなる業種においても、いかなる年齢層においても少なからず影響を受け変化せざるを得…
デザインから量産まで新素材、自社製品の開発に力 デザインから試作、金型、量産まで、ものづくりの一連工程を一貫して請け負うことができるペッカー精工。金型にこだわらず事業領域を広げてきたことによって、他社にはない“総合力”…
自動車やオートバイ用エンジンなどの金型を手掛けるフジは、金属積層造形(AM)と5軸複合加工ができるDMG森精機の「LASERTEC65 DED hybrid」を2022年6月に導入した。国内で約10台しか導入されていない…


