金型業界のいまを届けるニュースサイト「金型しんぶんONLINE」

MAY

26

新聞購読のお申込み

鋳造型に超硬<日型工業>

鋳造金型メーカーの日型工業(埼玉県川口市、渡辺隆範社長)は、超硬合金製の金型実用化に向けて技術開発に着手した。直彫切削加工技術を高め、長寿命化が求められる鋳造金型での採用を目指す。将来的には鍛造金型なども視野に入れている。

実用化に向け技術開発

4月の金型展で、超硬合金を直接切削したワーク(写真)を発表した。このワークは超硬合金「G2」で、硬度はHRA91。60㎜角で高さは10㎜。牧野フライスのマシニングセンタ「V56」と、電着工具やユニオンツールのダイヤモンドコーティング工具「UDCB」など約15本を使い、23時間で製作した。
 まだ、納入実績はないが、「砂型では砂がワークを研磨することもあり、超硬製の金型が求められている」(渡辺社長)とし、まずは鋳造金型での採用を目指す。将来的には、既に超硬合金が使われている冷間鍛造金型へも視野に入れる。
 渡辺社長は「自動車業界では部品の共通化が進み、少品種大量の部品は増加するので、金型としての超硬合金が増える」と見て、今後も高精度や低コスト化に向け、切削加工技術を高める考え。

日型工業

金型新聞 平成26年(2014年)6月6日号

関連記事

インターモールド2023総集編

金型加工技術の専門展示会「インターモールド2023」が4月12日〜15、東京ビッグサイト(東京都江東区)で開催され、4万人近くが来場した。会場では、工作機械メーカー、切削工具メーカーなどが金型作りに関連する最新技術を披露…

松井製作所 金型温調器を発売

大型や多数個取りにも対応 プラスチック成形用設備・システムの製造販売を手掛ける松井製作所(大阪市中央区、06・6942・9555)はこのほど、金型温度調節器「MC6シリーズ」を新発売した。同製品は、大型金型や多数個取りの…

この人に聞く
オープン・マインド・テクノロジーズ・ジャパン 菅井 晃 社長

5軸加工はもっと広がる  5軸加工に強いCAMとして評価の高い「hyperMILL(ハイパーミル)」を扱うオープン・マインド・テクノロジーズ・ジャパン(東京都武蔵野市、050-5370-1018)。02年の設立以来、約2…

ワークス 三重野計滋社長に聞く 尖った技術に仕事は集まる

ワークス(福岡県遠賀町、093・291・1778)は、ガラス製マイクロレンズアレイ(MLA)など超精密のレンズ金型を手掛ける。微細精密なMLAは自動車のヘッドアップディスプレイや小型プロジェクター、ウェアラブルなどで需要…

現場の思いを尊重<br>天青会 野口 賢太郎 会長

現場の思いを尊重
天青会 野口 賢太郎 会長

企業見学会に注力  日本金型工業会東部支部の若手経営者らが集まる天青会の会長に今年5月、就任した。現場至上主義を自身のテーマとして掲げ、「今年は、工場見学会など現場に足を運ぶということをメインに活動していきたい」と意気込…

トピックス

関連サイト