金属3Dプリンタで造形した金型部品のトラブルを分析・解決する「診断士」のような業務を担当する。珍しいトラブルほどテンションが上がるそうで、「難しい問題を解明できた時の達成感が何よりも気持ちがいい」。 大学では金属材料を研…
ヤマシタワークス
錠剤包装用装置を開発
高齢者の誤飲事故防止
パンチ・ピンや錠剤用の金型を製造するヤマシタワークス(兵庫県尼崎市、山下健治社長)は、特許を持つ誤飲を防止する立体型のプレススルーパック(PTPシート)を製造する装置を開発した。同特許の欧州企業へのライセンス供与は決まっているが、装置まで手掛けることで金型、磨き装置に続く、第三の事業の柱に育てる考えだ。
立体型PTPシートは錠剤の入った平面シートを三角状の立体にすることで、片手で中身を取り出せる。高齢者が包装シートごと誤飲するのを防ぐ。全自動で成形する機種と手動で簡単に行える2タイプを販売する。
ターゲットは、錠剤メーカーや包装資材メーカーのほか「まだ法整備上課題もある」(山下社長)が、全国で5万5000事業所ある調剤薬局など。
今回開発した装置の元となる特許は2010年に取得。昨年には、豪州の包装材メーカー、コンスタンチア社へのライセンス供与も決まり、ロイヤルティーも得られる。
同社は自動車業界向けパンチ・ピン、薬剤用の金型に加え、鏡面を可能にする磨き装置「エアロラップ」を製造販売する。今回の開発に関し、山下社長は「金型、磨き装置に加え第3の事業の柱にしていきたい」としている。
金型新聞 平成28年(2016年)4月18日号
関連記事
金型の品質高めトライ減らす 明星金属工業が手掛けるのは、ボンネットやドアなど自動車ボディー部品のプレス金型。トライ&エラーを重ねて品質を高めていくため完成までの時間が予測しにくい。受注は新車開発の時期に集中するな…
脱炭素社会に向けた金型づくり スマートフォン向け電子部品などの微細精密モールド部品の金型から量産までを手掛けるユウワは、脱炭素社会の実現に向けた金型づくりを進めている。昨年7月から本社工場の全電力を再生可能エネルギー由来…
福岡に拠点 受託メーカーの清水電設工業(兵庫県尼崎市、06・6488・1501、清水博之社長)は、営業体制を強化している。昨秋には福岡県に営業所を新設し、更なるサービスの充実を図っている。 九州営業所は福岡県古賀市の協力…
電機など国内回帰 需要増、生産能力オーバー 2015年の工業統計(品目編)によると、金型出荷額は前年比で3・5%伸び、リーマンショック後と比べても15%増加するなど回復を示している。だが、20年間でみるとピークだった9…




