金型業界のいまを届けるニュースサイト「金型しんぶんONLINE」

FEBRUARY

16

新聞購読のお申込み

牧野フライス製作所が微細精密加工の大型機

自動車用ライト金型に

 牧野フライス製作所はこのほど、大型サイズの微細精密加工機「iQ500」を発売し、9月から出荷を開始する。既存の「iQ300」を一回り大きくし、高精度で大型化する自動車用ヘッドライトの入れ子金型などをターゲットとした。

 テーブル作業面を800×500㎜確保、iQ300(600×400㎜)よりも一回り大きくし、高精度で大型化する自動車のヘッドライトの導光板の入れ子金型や、多数個取りの精密金型での採用を想定している。

 大型でも高精度加工を可能にする、様々な新技術を盛り込んだ。主軸には剛性の高いころがり軸受を採用。熱変位を抑制するため、主軸冷却油を±0・5度から±0・1度にするシステムを搭載。部品の公差も厳しくし、静圧軸受に近い回転振れ精度を実現。

 300㎏のワークでも高生産性を維持するため、摩擦係数が低く、剛性の高いころがり案内を採用。制御面では、最小設定単位を100ナノから10ナノとしたほか、1・25ナノの高分解能スケールフィードバックを採用。

 標準価格は3900万円(税別)で、年間50台の販売を見込んでいる。

金型新聞 平成28年(2016年)5月14日号

関連記事

産業技術総合研究所 熱に弱い材料からナノ構造を再現する金型作製技術【金型テクノラボ】

金型作製プロセスでは原型に熱が影響することから、原型としての材料選択肢は少ない。産業技術総合研究所では構造を高精度に保存可能な金属薄膜を40度で成膜することができる低温成膜技術を開発した。この技術で3万個以上の小さな眼で…

製造プロセス研修開催<br>中産連

製造プロセス研修開催
中産連

生産シミュレータを活用  中部産業連盟はこのほど、金型製造プロセスデジタル設計人材育成講座を、中産連ビル(名古屋市東区)で開催する。  受講対象者は製造部門や生産技術部門、生産管理部門の従業者。バーチャル工場を構築できる…

【金型テクノラボ】倉敷機械 AI活用による金型・加工見積の自動化

金型・部品加工の見積作成における最大の課題は、相応の専門知識がないと見積作成が困難であるという点だ。そのため、熟練者の経験への依存度が高く、さらに加工業者間での金額差異の問題も発生している。これらの課題に対して、半自動化…

「金型台帳」を データベース化
打田製作所

 「金型メーカーが情報管理をするのは、自社の知的財産を守るためと顧客情報を守るための2つの意味で重要だ」と話すのは、飲料や化粧品などのプラスチック金型を手掛ける打田製作所の打田尚道社長。同社は15年ほど前に社内で情報シス…

厳しい精度要求に対応
三井精機工業

5軸制御立形マシニングセンタ「Vertex55XⅢ」 三井精機工業の公式ホームページは、こちらから 現場の課題  付加価値の高い加工部品の仕上げ加工は、精度要求が厳しい。加工機には、機械本体の剛性向上に加え、主軸性能やク…

トピックス

関連サイト