金型業界のいまを届けるニュースサイト「金型しんぶんONLINE」

MARCH

09

新聞購読のお申込み

インターモールド2017金型技術を体感‼︎

インターモールド2017

4月12〜15日 東京ビッグサイト

5軸、AM、IoT

 世界から最先端の金型加工技術が集まる「インターモールド2017」(主催:日本金型工業会)が4月12~15日、東京ビッグサイト(東京都江東区)で開かれる。5軸加工機や金属3Dプリンタの新型、IoTを利用する自動化技術が登場するとみられ、加工品質や生産効率を一段と高める新技術に注目が集まる。9カ国・地域から461社・団体が出展し、金型メーカーなど約5万人の来場が見込まれている。

次代の自動化技術

インターモールド2016の様子 東京ビッグサイトの東5・6ホールを舞台に、前回の大阪を上回る出展社数で開催されるインターモールド2017。出品予定の工作機械や工具、機器、ソフトウェアを見ると、これからの金型加工技術をリードするいくつかのキーワードが浮かび上がる。

 まず「高生産性」。近年、加工精度や操作性が優れる5軸加工機や、ワークや砥石の形状を認識し自動で加工する研削盤などが登場。また一方で、工作機械の稼働状況や工具の消耗を一括管理するなどIoTの利用技術が進んでいる。今回は、こうした生産性向上の新たな技術が披露される。

 二つ目は「超微細加工」や「高硬度材加工」。ナノ精度で加工できるマシニングセンタや超高精度で加工する放電加工機や研削盤、新被膜やCBNの採用により焼入れ鋼、超硬合金を加工できる切削工具が出品される。レンズや電子部品など微細・高硬度の分野で注目を浴びそうだ。

 そして、金属粉末を積層する金属3Dプリンタなどの「付加製造技術(AM)」。造形の品質が向上し、金属粉末の適用範囲の広がりを背景に、金型での実用も増えている。出展各社は、導入による金型製作時間の短縮や、成形の品質向上をアピールする考えだ。

金型展 77社、金型技術を披露

広がる技術交流の輪

 一方、金型ユーザーなどから注目されそうなのが、同じ期間に内部開催される「金型展」と「金属プレス加工技術展」。今回は日本金型工業会と日本金属プレス工業協会に加盟する金型メーカー77社、プレスメーカー46社が、微細、大型、新素材用など金型やプレス加工の自社技術を出品する。

 回を重ねるごとに塑性加工に関連する企業の来場が増えており、「技術交流、ビジネスマッチングの場として広がりを見せている」(インターモールド振興会)。

 主催者・日本金型工業会の牧野俊清会長(長津製作所会長)は「インターモールドの魅力は金型に特化していること。金型技術がどこへ向かうのか、体感して欲しい」。


開催概要

インターモールド2017・金型展2017
開催場所:東京ビッグサイト(東5・6ホール)
開催時間:10:00~17:00(最終日は16:00まで)
開催規模:461社・891小間(3月6日現在)
主  催:日本金型工業会
入場料金:1,000円(招待状持参者・事前登録は無料)
予想来場者数:50,000人

金型新聞 平成29年(2017年)3月10日号

関連記事

中古機械をサブスクで提供【金型応援隊】

中古機械を販売する小林機械は今年からリース会社と提携し、中古機械のサブスクリプション(定額課金)サービスの提供を開始した。一般的なリース契約(7年)よりも短い2年で使用可能。短期的な受注や、試験的な導入などのニーズに対応…

【この人に聞く】アイセル社長・望月貴司氏 「面白い企業だと感じてもらえる環境をつくる」

リブランディングを実施 アイセル(大阪市中央区)はこのほど、リブランディングを実施し、企業イメージの刷新を図った。企業ロゴの変更やアイコンの作成、製品のデザインの統一といった対外的な部分での変更に加え、社内では改めてミッ…

JIMTOF2014 常識覆す新技術

JIMTOF2014 常識覆す新技術

機械の知能化が進化 工具は難削性能向上、ソフトは多軸に対応  工作機械や工具など生産財の進歩は金型づくりの進化を支えてきた。だからこそ、最新の機械や工具を使いこなすことが競争力の源泉になる。JIMTOFでは各メーカーが最…

ソディックが金属3Dプリンタで<br>プラ型のキャビ・コア製作

ソディックが金属3Dプリンタで
プラ型のキャビ・コア製作

 ソディックはこのほど、金属3Dプリンタを活用し、コネクタのハーネスカバーのプラスチック金型の製作に成功した。従来の製法と比べ、金型製造コストを6割削減し、成形サイクルも2割短縮した。 製造コスト60%減  同社の金属3…

大分県で金型のプロが技術指導、保全技能レベルの底上げを図る

大分県で操業する自動車部品メーカーの技術者が金型の保全技術を学ぶ「金型保全技術者育成講座」。熟練のノウハウを持つ金型のプロが実践さながらの保全技術を指導する。大分県ではいまも県内で金型保全を補完できる環境が整っていない。…

トピックス

関連サイト