金型業界のいまを届けるニュースサイト「金型しんぶんONLINE」

FEBRUARY

05

新聞購読のお申込み

日本金型工業会 金型マスター制度発足
“世界”との差別化図る

認定講義を開始

認定講義を開始

 日本金型工業会は日本の金型メーカーが作る高品質な金型を世界へ発信し差別化を図る「金型マスター認定制度」を発足させた。今年で設立60周年を迎える同工業会の記念事業として会員企業から金型製造経験10年以上の推薦者(受講者)を募り、マスター認定に向け第1回金型アカデミー(講義など)が7月25日、ウィンク愛知(名古屋市中村区)で開かれ25人が受講した。

 金型マスター認定は認定制度を導入することで、他国との技術力の差別化を図り、日本の金型の真価を世界に示し、より分かりやすい形で見せる化することで日本のブランド力を高める取り組み。認定されるには金型アカデミーを受講する必要がある。受講する推薦基準は同工業会正会員に所属し、日本の金型作りを後進に伝える能力・意欲のある者で金型製造を10年以上経験し工場長・工場長に準ずる能力のある者を対象としている。

 金型アカデミーは第1部(10講義)と第2部(10月)の講演があり、10月13日に東京都港区の機械振興会館で認定式を行う。

 第1回アカデミーでは日本工業大学の横田悦二郎教授や同じく同大学の小田恭市教授が登壇し、日本の金型が直面する海外展開の課題やアジアの素形材産業の構造変化、変化する金型の市場変化について紹介。今後普及が予測される電気自動車などの影響で部品や求められる金型が変化していくとした上で、横田教授は「今後金型メーカーは変化する顧客に対応することと、世界に供給する金型のメンテナンスなど同業者との協力関係も必要になる」と話した。

金型新聞 平成29年(2017年)9月10日号

関連記事

この人に聞く
沖電線 電極線事業部 吉本雅一事業部長

 沖電線(川崎市中原区、044-766-3171)は今年5月、ワイヤ放電加工機用電極線製品を全面リニューアルした。電極線全製品の真円度を現行品の4分の1に抑え、高品質化。パッケージも一新した。電極線製品をリニューアルする…

金型が国内回帰

金型が国内回帰

高付加価値の型を求めて  金型の国内回帰を実感している金型メーカーが増加している。日本金型工業会のアンケートによると、昨年10―12月期に「海外から戻ってきた金型を作った、もしくは作ったことがある」と回答した企業が、4―…

テクノア 初のオンライン展『中小ものづくり技術展』を開催中

4月1日から7月30日まで 日本各地の中小製造業28社も出展 加工技術など紹介動画ほか、工場見学LIVEや補助金セミナーも実施  生産管理システムなどを手掛けるテクノア(岐阜県岐阜市)は同社初主催となるオンライン展示会『…

「『金型灼熱』の技術強みに 省エネなど製品開発」 平和電機社長・大澤孝佳氏

各種工業用ヒーターや金型均熱システムなどを手掛ける平和電機(愛知県一宮市、0586-77-4870)は独自のエンジニアリング力を強みに、金型メーカーの様々なニーズに応える。近年はSDGsなど循環型社会への貢献を目指し、新…

【金型テクノラボ】ゴーショー 5軸ミリング+研削による金型の高精度加工

 日本に比べて欧州ではかねてから、金型加工用の設備に3軸加工機よりも5軸加工機を導入するケースが目立つ。5軸機を活用するメリットは何か、どのような加工に適用でき、どんな効果が表れるのか。今回の金型テクノラボは、5軸機によ…

トピックス

関連サイト